欠落オートメーションはONE OK ROCKの隠れた名曲

名曲

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欠落オートメーションはアルバムになんで入ってないの?

欠落オートメーションは2012年に発表された曲です。ONE OK ROCKでのライブテンション上げてくれる神曲と言っていいですね♪

激盛り上がり必死のナンバーなんですがあまり知られていない楽曲。というのもアルバム未収録曲だからなんですね☆

ライブで初めて聞いて気になって購入するファンも多い曲ですね。なぜアルバムに収録されてなかったのかが不思議なほどの名曲です。アルバムに入れた方がいい曲なのに・・・と思います。
こんなハイレベルの曲をアルバムに入れないなんてONE OK ROCK曲作りのレベルの高さが伺えますね。何度聞いても飽きない曲です。
穏やかな優しいストリングスで曲が始まります。その後、ギタードラムベースバンド演奏が重なっていき音圧が高まり、エネルギーが爆発します。相変わらずのTakaの美しくて通る声に心が震えます。

欠落オートメーションの作成された経緯

欠落オートメーションはToru(ギター)がはじめにデモテープで制作してきた曲です。Toruの曲のアイデアが大元になっているということですね。またストリングス導入という新しい試みの曲でもあります。

この曲でTaka(ヴォーカル)は「自分の足りない所や至らない所=【欠落】」について考える事を繊細に言葉で表現するために英語ではなく母国語である日本語を使ったそうです。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/The_Beginning_(ONE_OK_ROCK%E3%81%AE%E6%9B%B2)

確かに日本語の方がより細かい感情を描くことができますよね。あんな天才のTakaでも欠落を感じるんですね。ライブで演奏したときに一発で「雰囲気を変える」という目的で制作したそうです。

確かに盛り上がる構成ですね。神曲ってこうやって作られたんですね。

欠落オートメーションの歌詞解説

歌詞解説をはじめます♪

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心に刺さる歌詞を見ていきましょう♪

いつ どんな時 どんなタイミングで 僕はそれを失ってしまったんでしょう? 深層心理を探ったところで 何の意味も無くて

出典: 欠落オートメーション/作詞:Taka 作曲:Toru/Taka

自分が失ってしまった大切なことについて歌っています。人間は変化していく生き物ですが失ってはいけないこともありますよね。

その失った理由を探したって意味は無いと表現しています。過去の失った理由なんかよりこれからどう生きていくのかが大切なのではないでしょうか。

腐って落ちた果実 狂って実った現実 月が照らしだした方角 時に忘れそうな感覚
みんな全部しょい込んで 気づきゃもう今日が終わっていて 求めてた日々はこんなモンだっけ?

出典: 欠落オートメーション/作詞:Taka 作曲:Toru/Taka

自分が目標としていた現実にまだ届いていなくて、自分が求めていた毎日はこんなもんなんだろうか?と疑問に思う歌詞です。

目標に向かって進んでいたつもりが全然別の方向へ歩いてしまうことはありますよね。そんな気持ちを歌ったパートではないでしょうか。

With my speechless calm eyes
Nothing is coming to rise
道しるべにと落とした小さい石
暗くて辺りが見えなくなりそうなとき 迷った僕を軌道修正さ!
リセットなんてしなくたってリスタート

出典: 欠落オートメーション/作詞:Taka 作曲:Toru/Taka

そしてその目標からそれて迷ったときにはリスタートすれば良いと言う歌詞です。

リセットなんてしなくたっていい」と言う部分には今まで自分が築き上げたものを否定するのではなく、自分の歩いてきた道を信じてその道の延長線上でリスタート・再始動ということではないでしょうか。

自暴自棄になって今までの事、今までの自分のしてきたことを否定する事は無いというTakaの温かいメッセージだと思います。

つまり、失敗してもそれは全て自分の糧になっていて、失敗があるからこそ自分が今存在すると言うこと。

失敗は全て必要だったこととして自分が受け入れる勇気を持とう!とエールを送っているのではないでしょうか。

Nothing there
そこには何もなくて

No one there
誰もいない

出典: 欠落オートメーション/作詞:Taka 作曲:Toru/Taka

ここの歌詞は「人生は自分ひとりで歩いていかなければいけない」と言うことを表現してるのではないでしょうか。

人生の責任は自分で取るということ。自分の人生はだれのものでもなく、自分自身のものであるということ。責任は他人が取ってくれないし誰も手伝ってくれないということ。

自分で自分を見つめて生きていくということではないでしょうか。