今日はなんかさ
またねって靴を履いたら君は
前みたいに引き止めようなんてしてこないかな

出典: 今日くらいは/作詞:上野ハユネ 作曲:上野ハユネ

過去に家を出ていこうとした経験があるようです。

その時君は、主人公を引き止めました。

ここで主人公は君からの「愛情」を感じたのでしょう。

「愛情」を向けてほしい

そんな切実な願いが隠れたフレーズなのだと思います。

つまり、普段は君から「愛情」を向けられることがないという意味です。

主人公が導き出した答え

「好きじゃなくなった」という事実と「ずっと好きでいたかった」という願望。

2つの考えの間を彷徨った主人公は最後、どんな答えを導き出すのでしょうか?

ずっと感情を抑え続けた

今日くらいはさ
今日だけでいいからさ
君に甘えてみたかった
毎日 なんて言わないからさ

出典: 今日くらいは/作詞:上野ハユネ 作曲:上野ハユネ

主人公は君に甘えたい感情をずっと我慢してきたのですね。

求めすぎれば嫌がられてしまうかもしれない。

かまってほしいのは自分のエゴ。

そう思い、彼が重たく感じないように振る舞い続けたのだと思います。

でも本心では常に甘えたいと思っていたのでしょう。

「冗談」の意味は?

なんてね、冗談だよ
わかれよ

出典: 今日くらいは/作詞:上野ハユネ 作曲:上野ハユネ

短いフレーズですが、鋭く胸に刺さりますね。

ここまで溢してきた胸の内…。

それを全て「冗談」の一言で終わらせてしまいました

そしてそのまま、別れを告げます。

どんな心境なのでしょうか?

主人公は素直に甘えられない不器用な内面を抱えていました。

わずかな情に期待を抱いて、自分が辛くても恋愛を持続させようとしていました。

盲目になって恋に恋している自分を客観視できるようになったのでしょう。

自分の追い求めていた「愛情」は幻想で、最初からどう頑張っても手に入れることはできません。

分かりたくない事実を受け入れた主人公。

「君への期待」を諦めたのだと思います。

そして、諦めから「別れ」を受け入れました。

最後に

TETORAの「今日くらいは」はいかがでしたか?

最初、主人公は君をデートに誘っていました。

この時点まではまだ期待があったのでしょう。

でも、やっぱり変わることのない現実を見て、頑張る気力を失ってしまったのかもしれません。

幸せな恋愛をするためには、お互いに同じだけ愛情を向け合うのが理想といわれています。

主人公はできるところまで頑張った結果、このような結末を迎えてしまったのでしょう。

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