デビューアルバム『Camila』に収録♪
ソロ4枚目のシングル
Xファクターというオーディション番組で結成されたボーカルグループ5H(フィフス・ハーモニー)。
そのうちの一人だったのがCamila Cabello(カミラ・カベロ)。
2016年に5Hから脱退してからはソロミュージシャンとして活躍しています。
今回はそんな彼女の大ヒット曲『Havana(ハバナ)』をご紹介しましょう。
ハバナはメキシコ系・キューバ系移民であるカミラが生まれ育った場所でもあります。
タイトルからして、故郷への愛を歌った曲かと思いきや実は少し違うようですよ。
まずは、MVからチェックしてみましょう。
MVをチェック!
ドラマや映画に憧れる女の子が主人公
カミラ扮する女の子はテレノベラ(ラテン系の昼ドラのようなもの)を観るのが好き。
でも、彼女の姉は正反対で垢抜けた女の子。
彼女二人の母親(何故かおじさんですが)はカミラのことを気にかけ…
「家の中に閉じこもってばかりじゃいけないよ。外に出て自分で幸せを探さなきゃ。」
というような事をスペイン語で語っています。
そして、どうやら「カミラがテレノベラ好きなのは祖母に似ているから、心配いらないよ。」と励ましてもいるようです。
今日は母娘二人で映画を観ようと約束しますが、すっかり眠りこけてしまう母親…
カミラはこっそり家を抜け出し、一人で映画館へ向かいます。
カミラの観始めた映画の主人公はなんと彼女自身。
かなりの酒豪で、屈強な男を飲み比べで負かしてしまいます。
彼女に踊ろうと誘いをかける男は後を絶ちませんが、つれなくかわし、向かったのはダンスホールのような場所。
劇中劇で魅せる情熱のダンスシーン
そこにはバンドが演奏しており、ボーカルはゲストミュージシャンであるYoung Thug(ヤング・サグ)。
退屈していた彼女の元に、斜に構えた男が一人…
二人はラテン・ミュージックをバックに激しくダンスするのでした。
このダンスシーンはとても情熱的かつキレのあるパフォーマンスなので必見です!
ふと、彼女が入り口を見ると一人の男が。
どうやら彼女を置いて街を出ていたボーイフレンドのようです。
「お前は俺を愛しているだろう?」
と問いかける男でしたが、彼女は「あなたを愛しているけれど、私はそれよりももっと自分のことを愛している」と告げるのです。
ハッピーエンドにならなかったことに怒るカミラ。
するとスクリーンの向こうにいるはずのカミラが彼女に話しかけます。
「ちょっと、私の物語が好きじゃないならとっとと出ていきなさいよ」
不思議に思いながらも、外へ出てなんとなく踊りだすカミラ。そんな彼女に運命の出会いがありました。
そして、カミラが知り合った男の子とダンスしているのを見かけて、姉は思わず涙ぐんだのでした。
グラミー賞のパフォーマンスも必見
まるでブロードウェイミュージカル
2018年に行われたグラミー賞で、カミラは『Havana』のパフォーマンスを披露しています。
セットも豪華ですが、男女に別れて踊る様子はまるでブロードウェイ・ミュージカル!
ヤング・サグはもちろん、リッキー・マーティン、J・バルビンがゲスト出演しているという豪華なもの。
さらに、MVでカミラの姉として登場していたSNSの有名人レレ・ポンズも登場。
グラミー賞のオープニング・パフォーマンスという大役でしたが、見事に盛り上げていますね。
歌詞を和訳&解説!
故郷が忘れられない
Havana, ooh na-na (ayy)
Half of my heart is in Havana, ooh na-na (ayy, ayy)
He took me back to East Atlanta, na-na-na, ah
Oh, but my heart is in Havana (ayy)
There's somethin' 'bout his manners (uh huh)
Havana, ooh na-na (uh)
出典: Havana/作詞:Camila Cabello・Jeffery Williams・Frank Dukes・Brittany Hazzard・Ali Tamposi・Brian Lee・Andrew Watt・Pharrell Williams・Louis Bell・Kaan Gunesberk 作曲:Camila Cabello・Jeffery Williams・Frank Dukes・Brittany Hazzard・Ali Tamposi・Brian Lee・Andrew Watt・Pharrell Williams・Louis Bell・Kaan Gunesberk
“ハバナ
私の心は半分ハバナにある
彼は私を東アトランタに連れてきた
ああ、でも私の心はハバナにある
彼のマナーには何か気になる部分がある
ハバナ、ああ”
この歌詞の主人公はボーイフレンドに、東アトランタに連れてこられたようです。
彼女の心は故郷のことを想ってばかりで、彼に対しては少し冷めかけています。
「マナー」と言っているので、ガラが悪い男なのでしょうか。
続けて、二人の出会いが語られます。