次にご紹介するのは「Like a Child」。こちらは6曲目に収録されています。

タイトルにあるChildという言葉は、作中に子供が登場することを示しているわけではありません。

こちらは別のものが子供のように見える、と表現したフレーズです。

では本曲で子供と例えられているのは一体何でしょうか。それは主人公である男性です。

本曲の歌詞では彼を取り巻く環境を伝えながら、主人公が苦悩する様子が描かれています。

男性の弱さと女性の強さが垣間見える…。

まるで現代の男女を彷彿とさせる作品となっています。

まだまだ続く中盤曲

「Hey, Mr. DJ」

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7曲目に登場するのは「Hey, Mr Dj」です。

こちらの楽曲で注目したいのは歌詞の意味。2つの解釈が可能です。

まず1つ目は、男女の肉体関係を示しているという考え方。

登場人物の行動に焦点を当てて考察すると、そのようなアイデアが浮かびます。

またフロアを沸かせるアーティストとそのファンという考え方も可能です。

こちらはタイトルをストレートに受け取った解釈。

リズムを考慮した言葉選びや、サビの歌詞が該当すると考えられます。

皆さんはどちらが納得のいく考察でしょうか。

是非歌詞を見ながら聴いてほしい楽曲といえるでしょう。

8・9曲目を解説

8曲目に収録されているのは「Set Adrift on Memory Bliss」です。

機械音とコーラスが融合した、印象的なイントロが特徴的なこちらの楽曲

要所要所で流れる機械音が、全体的に不思議な雰囲気を醸し出します。

本作は時間がテーマ。恋愛における時間の経過と記憶の変化を表現しています。

次は「That's What She Said」が9曲目として登場。

女性が発した言葉を中心に、主人公の男性目線で描かれます。

では作中の彼女は、主人公に何を伝えたかったのでしょうか?

こちらに注目して歌詞を確認すると、より楽しめる楽曲といえます。

終盤へ

If You Want It to Be Good Girl

Backstreet Boys【Backstreet's Back】アルバム全曲解説!隠れた名曲は?の画像

アルバムも終盤。次にご紹介するのは「If You Want It to Be Good」です。

こちらも例に漏れずラブソングですが、一風変わった切り口が売りの作品。

本作に登場するのは、いい女を目指す女性と彼女のことが好きな男性です。

主人公である男性は様々なパターンを示し、自分を選んだ方が良い理由について語ります。

中には少し苦しいのではと思うような考え方も…。

彼が発する必死の言い訳が楽しい楽曲といえるでしょう。

If I Don't Have You

アルバム最後の楽曲は「If I Don't Have You」。

こちらは付き合っている2人の最後を予感させるような内容です。

ラストソングであるが故の、さよならというメッセージとリンクしているといえます。

また本曲はアルバムの締めくくりに相応しい、しっとりとした曲調の楽曲です。

視聴者が聴き終わった後の余韻に浸れるよう、工夫されているといえるでしょう。

まとめ

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ここまでは「Backstreet's Back」を解説しました。

いかがでしたか?ヒットの理由が分かる、名曲の数々。

彼らの魅力が存分に詰まったアルバムといえるのではないでしょうか。

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17歳でのデビューを飾った1stアルバムは、全世界で2000万枚のセールスを記録。ポップロックのプリンセス、アヴリル・ラヴィーンの「What the Hell」は、そんなデビュー当時の勢いを思い起こさせるサウンドです。もちろん、歌詞のインパクトも絶大。自由奔放な女の子の本音が飛び出す、刺激的なストーリーを紹介します。

前者はCMソングとして有名な楽曲「Shape of my heart」を解説しています。

こちらは一般的に、結婚式に使用される機会の多いラブソングです。

本記事では歌詞に注目。登場人物の心情に迫ります。

また英語・和訳歌詞共に掲載されていますので、対比して考察したい方におすすめです。

対して後者はアヴリル・ラヴィーンの楽曲「What the Hell」を解説。

こちらは日本ではテレビ番組で起用され、話題となりました。

本記事でも楽曲の歌詞に注目し、OTOKAKE独自の考察をご紹介しています。

どちらも洋楽好きなあなたに刺さる記事といえるでしょう。

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