人気バンド・UNISON SQUARE GARDEN

【センチメンタルピリオド/UNISON SQUARE GARDEN】初期の名曲!歌詞を徹底解釈!の画像

・斎藤宏介:ボーカル&ギター
・田淵智也:ベース&コーラス
・鈴木貴雄:ドラム&コーラス

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/UNISON_SQUARE_GARDEN

経歴チェック

2004年に中野区のスタジオで結成されたUNISON SQUARE GARDEN、ユニゾンやUSGの名前でも通っている、スリーピースロックバンドです。

もともとは斎藤宏介さんが、高校時代にバンドを組んでいた田淵智也さんと鈴木貴雄さんを誘って結成したものです。

2004年にTEEN'S MUSIC FESTIVAL楽器店大会で大賞を受賞すると、関東甲信越大会でセミファイナルまで勝ち進みます。

その後、大塚CAVEでの初ライブを皮切りに、精力的にライブ活動を続け、デモCDをリリース、2016年にはライブ会場およびハイラインレコーズだけで販売されたアルバムを完売させます。

2017年からは自主企画イベントを実施、シングルやミニアルバムを次々と発表していきます。

メジャーデビューは2008年7月23日。さらにライブツアーを敢行し、2011年にはアニメ主題歌を担当するまでになりました。

音楽番組への出演もしており、2018年はすでにアニメ主題歌のリリースが決定しています。

魅力的なメンバーをご紹介!

ギター&ボーカルの斎藤宏介さんは、1985年6月24日にアメリカ合衆国のニューヨークで生を受けました。

中学校時代はバスケットボール部でキャプテンを務め、現在も腹筋を欠かさないんだとか。

メジャー前半期はジャージやジャケットでMV、ライブに臨んでいましたが、2012年ごろからはスーツ、ワイシャツにネクタイになり、髪の毛の色や髪形も変わってきています。

マスコットキャラクター・しょくぱんくんのデザインも手掛けています。

ベース&コーラスの田淵智也さんは「三日月の夜の真ん中」、「スカースデイル」以外の楽曲を手掛けています。

1985年4月26日生まれ、早稲田大学卒で、2015年からQ-MHzでも活動しています。

ドラム&コーラスの鈴木貴雄さん1985年6月13日生まれ、東京都出身です。

バンド結成前は浪人しながら別のバンドに所属していましたが、USG結成後はバンドと予備校を辞めています。

バンドではグッズ開発を手掛け、田淵さんとは小学校が同じ、サッカークラブでも同じチームに所属していた中なんですよ。

デビューシングル「センチメンタルピリオド」とは

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「センチメンタルピリオド」はUNISON SQUARE GARDENメジャーデビューシングルです。発売日は2008年7月23日、インディーズアルバム1作目『新世界ノート』にも収録されています。

発売の3年以上前からできていた曲ですが、メロディやアレンジの変更はされていません。できたのはちょうど、田淵さんの中でバンドの音楽性が決まったころでした。

MVも人気

草原を駆け抜けるような演出に、その中に作られたウッドデッキのような舞台で、白い衣装、白い楽器を演奏するUNISON SQUARE GARDEN歌詞と草原、晴れ渡る空に白い色が一体感をもたらします。

映し出される風景は草原ですが、時に虫がいたり、太陽が映し出されたり、真っ直ぐに伸びる草が映し出されたりします。

途中から衣装や楽器にはペンキをかぶせたように、赤や青、黄色がはじけていきます。

色を持った世界はまた「センチメンタルピリオド」の世界を変えていき、MVへどんどん引き込んでいくのです。

「センチメンタルピリオド」の歌詞をチェック!

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「センチメンタルピリオド」の歌詞は、「雨」「未完成」と、1~2番をつなげることで、考えさせられることがあります。

少年時代を語るような歌に、共感を覚えませんか。

雨が邪魔をする

自転車に飛び乗って空を探したけど、雨
英雄気取って放物線描いたけど、雨

出典: センチメンタルピリオド/作詞:田淵智也 作曲:田淵智也

普通であれば晴れをイメージするシーンはすべて雨です。

自転車をスピードに乗せて走らせて、空を探すのにピッタリのシチュエーションは青空なのに、雨で空は鉛色です。

誰もが憧れるヒーローのように、放物線を描く虹をバックに背負ってみたい。旅立ちでもハッピーエンドでも、青空がよく似合うのにあいにくの雨模様です。

現実は願ったことや思ったこととは全く逆を行っているんですね。