cubaseとは

Steinberg/cubase pro8 でDTMを始めるの画像

Steinberg社製のcubaseは歴史も古く安心して使え、感覚的に操作できるのが魅力です。

どちらかと言えばMIDIでの打ち込みを主として音楽制作する人におすすめのソフトです。

しかし、もちろんオーディオ録音にも対応しています。

操作に関してはストレスが少なく抜群。

プラグインエフェクトの数やインストゥルメントの数も多く、Windowsでも安定して使用できるソフトとして定評があります。

ProとArtistとElementsの違いとは

cubaseからはPro、Artist、Elementsの3つのラインナップが発売されています。

大きく分けてその違いは以下の3つに分けられます。

インストゥルメントとプラグインの数

インストゥルメントとは打ち込んだMIDIデータを鳴らす音源のことです。

プラグインとは作成した音源の音を変化させるエフェクトのことで、イコライザやコンプレッサーなど音の補正や調整をするために必要なものです。

インストゥルメントとプラグインエフェクトの数が多いというのはそれだけ使える音源や音色が多くなるということです。

つまりは制作する上で引き出しが多くなるということです。

どちらも後から買い足し、追加することが可能ですが、手間や追加費用を考えると初期投資でProにしておくのもいいかもしれません。

トラック数の上限

トラック数とは曲を構成する楽器の数だと考えるのが分かりやすいでしょう。

一般的なのはヴォーカル、ギターベースドラムですね。

最近ではシンセサイザーの音を入れたり、そのそれぞれに細かいエフェクトをかけたり、様々な音色を使ったりと大量のトラックを使うことも多いです。

シンプルなサウンドを求めるのであれば少ないトラック数でも足りるかもしれませんが、凝ったものを作っていくと100トラック以上を越えることもあります。

なので、自分の目指すジャンルをしっかりと見極めましょう。

制作を補助するための機能

それぞれのラインナップで使える機能が変わってきます。

その中でも大きく違うのは「Vari Audio」「コードアシスタント」機能です。

「Vari Audio」はボーカルのピッチ調整のプラグイン、「コードアシスタント」はコード同士の関係性を読み取り、自動でコードを提案してくれる機能のことです。

もちろん細かく分け始めたらキリがありませんし、他の違いとして実質的な機能の違いなどもあります。

ひとまず「DTMを始める」という観点で重要になってくるのは以上の3つではないでしょうか。

バージョンそれぞれの仕様

Pro

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【インストゥルメントとプラグインの数】
・インストゥルメント:8
・オーディオエフェクトプラグイン:71

【トラック数の上限】
・Audio:無制限
・MIDI:無制限

【制作を補助するための機能】
・Vari Audio:有
・コードアシスタント:有

出典: https://japan.steinberg.net/jp/products/cubase/comparison.html

Artist

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【インストゥルメントとプラグインの数】
・インストゥルメント:8
・オーディオエフェクトプラグイン:51

【トラック数の上限】
・Audio:64トラック
・MIDI:128トラック

【制作を補助するための機能】
・Vari Audio:無
・コードアシスタント:無(コードトラック機能:有)

出典: https://japan.steinberg.net/jp/products/cubase/comparison.html

Elements

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