希望を抱かなければ、踏みにじられたときの絶望を味わうこともありません。

そして立ち向かわなければ、戦いによる傷を負うこともないでしょう。

ここで描かれるのは「どうして前に進もうとする人ばかりが傷つくのか」という疑問。

守りに入って逃げの姿勢を取っていれば、確かに傷つくことを避けられるかもしれません。

しかしそれは、いつまで経っても現状を変えられないことを意味します。

前へ進もうとする人は、例え傷ついたとしてもその傷を経てより強くなっていくのでしょう。

今を乗り越えるために

悲しい出来事に目を伏せたくなくて
新しい夜明けを夢と名付けてみせた
ねじれた夜の隙間に光が落ちる
空が泣いているよ

出典: Another colony/作詞:唐沢美帆 作曲:中野領太

ここで描かれるのは、悲しい現状を乗り越えるために主人公が支えにしたもの。

それは「切り拓かれた未来を想う」こと。

夢を叶えようとするときなども同じですが、その手段は決して楽しいものばかりではありません。

そんなときに未来を描くことで、今を乗り越えることが出来るのですね。

夜の隙間に落ちた光は、主人公が思い描いた未来。勇気づける灯のようなイメージでしょうか。

天気は雨でも、その灯が消えることはありません。

価値観の違いを認めること

世界の果てなんて知らないけれど
この手が届く場所は守りたくて
戦う理由一つ睨みつけた
許し合うことも答えになる
僕らは負けちゃいけない

出典: Another colony/作詞:唐沢美帆 作曲:中野領太

「世界中の人たちが幸せに」というのは自分一人で叶えられるようなことではありません。

でも、自分の周りの人たちを笑顔にすることなら、自分一人の心がけでも出来るのではないでしょうか。

普通に暮らしていれば、誰かと衝突することはあります。

そんなとき、争うのではなく「そういう価値観もある」と認めることは出来ないでしょうか。

争いを無くす方法は、お互いを許し合うこと。

幸せに繋がる大きな一歩が描かれていますね。

ただのジンクスではないのかも?

TRUE【Another colony】MVを徹底解説!一瞬現れる燃え盛る炎が意味するものとは?!の画像

今回はTRUEの「Another colony」を紹介しました。

アニメに寄り添い、いろんな人が幸せに暮らせる世界を作っていこうと奮闘する主人公を彷彿とさせる内容が描かれていましたね。

アニメをこよなく愛するTRUEにとって、アニメタイアップはまさに天職のようなもの。

楽曲の熱量もアニメを良作へと押し上げることに一役買っているのではないでしょうか。

それを思うと「TRUEが歌うと大抵神アニメ」は、ただのジンクスではないのかもしれませんね。

この曲が気に入ったという方に他にもオススメのアニソンをいくつか紹介しておきましょう。

どの曲も力強く背中を押すようなラインナップとなっています!

聴けば勇気が湧いてくるような1曲、アニメ「マギ」のEDテーマとしても採用された、supercellの7thシングル「The Bravery」を紹介します。完成度の高い歌詞とコード進行にも注目してみてください!

2016年の武道館ライブから活動を休止していた藍井エイル。そんな藍井エイルがここに復活。最新曲「流星」をご紹介します!

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