I got the eye of the tiger, a fighter
Dancing through the fire
'Cause I am a champion, and you're gonna hear me roar

Louder, louder than a lion
'Cause I am a champion, and you're gonna hear me roar!

出典: Roar/Katy Perry, Lukasz Gottwald, Max Martin, Bonnie McKee, Henry Walter

「この目に宿るトラが、戦士が、炎の中を踊る

だって私は勝者よ。私の雄叫びが聞こえるでしょう

ライオンよりも、ずっとずっと大きな

だって私は勝者よ、私の雄叫びが聞こえるでしょう!」

圧力をはねのけ、立ち上がった私。

自由を奪い返すために戦い、それを手にした勝者

ジャングル大帝のラストシーンをイメージするとわかりやすいかもしれません。

ライオンであるレオがジャングルを守り、ジャングルの王として、崖の上で雄叫びを上げます。

そのライオンよりもずっと大きな声で雄叫びを上げるのです。

ケイティののびやかな声が、心地良いですね。爽快です。

歌詞と歌い方が効果的に豪快さを表現しています。

またこれだけ豪快だからこそ、抑圧は随分と重く、耐える時間は随分と長かったのだと想像できます。

歌詞を解説(後半)

勝ち取った自由

Now I'm floating like a butterfly
Stinging like a bee I earned my stripes
I went from zero, to my own hero

出典: Roar/Katy Perry, Lukasz Gottwald, Max Martin, Bonnie McKee, Henry Walter

「いま私は蝶のように舞っている

蜂のような針で私は上り詰めた

ゼロから私自身のヒーローになったの」

自由にのびのびと生きる。

そのために自分なりの武器で戦い、這い上がってきた。

抑圧されていた時には、誰を信じればいいのかわからなかった。

戦っているのは個人ではありません。

慣習や文化という目には見えない何か。

信じられるのも頼れるのも、自分だけ。

だから、自分を強く鍛えた

そんなタフな女性像が歌われています。

このあともサビで繰り返し、勝者の雄叫びを上げます。

おわりに

アメリカのフェミニズムの動きと、ケイティのジェンダー観を独自に解説しながら、歌詞を解釈してきました。

「Roar」がリリースされた時期は、ちょうどアメリカの著名人の間でもフェミニズムが強く意識されました。

ケイティもその後フェミニストであることを宣言。

「Roar」は彼女にもともとあったフェミニズム的な価値観を、明確に意識するきっかけになったのではないでしょうか。

この曲はアメリカだけではなく、世界的にヒットしました。

世界中の女性の共感を得られたからではないでしょうか。

日本でも女性の社会的な選択肢は増えたはずです。

でも「女の子なのに〇〇ができない」「女の子なんだからこうならなければいけない」。

そう言われることはゼロではないでしょう。

また女性が仕事や進学で壁を感じる状況はまだありますし、今実際にその状況下にいる方もいるかもしれません。

ケイティの歌は、女性が女性として立ち上がる勇気をくれる歌なのです。

ほかにも

ケイティ・ペリーは他にも背中を押してくれる曲を歌っています。

興味のある方は是非聴いてみてください。

OTOKAKEでは他にも、違う切り口でケイティ・ペリーの曲を紹介しています。

ケイティの曲と併せてチェックしてみてくださいね。

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