水森かおりプロフィール
知っているようで知らないのが水森かおりのプロフィール。
本名は大出 弓紀子(おおで ゆきこ)。出身地は東京都北区。1973年生まれの44歳。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E6%A3%AE%E3%81%8B%E3%81%8A%E3%82%8A
学生時代は留学経験もあり、そのホームステイ先で歌唱力を褒められたことから本格的に歌の世界を目指します。
彼女の外観が何となく懐かしく思えるのは、その髪型。往年の聖子ちゃんヘアに形が近いからかもしれません。
ニックネームは『みもりん』。こんな風に呼ばれるのも、彼女が下町育ちの飾り気のないお嬢さんだからでしょう。
旅情演歌歌手と言われる理由
彼女はその持ち歌『五能線』があることから、東日本旅客鉄道五能線沿線の名誉駅長を務めた経験があります。
というのも、彼女は「旅情演歌歌手」、または「ご当地ソングの女王」と呼ばれているからです。
彼女のご当地ソングを聞くと、旅に出たくなるのでしょうか。旅先での男と女の恋模様を歌うから旅情演歌と言われるのでしょうか。
そもそも、そのように呼ばれるようになったのには理由があります。
1995年に『おしろい花』でデビュー後は、鳴かず飛ばずの状態が続きます。オリコンでヒットの足がかりとなったのは2002年。『東尋坊』がカラオケファンの中でプチブレークし、メジャーへと一歩を踏み出したからです。
さらに続く2003年には『鳥取砂丘』が大ヒット。このブレークがきっかけで『NHK紅白歌合戦』に初出場し、以降14年連続出場を果たします。
『東尋坊』、『鳥取砂丘』と来たところで、ほぼ路線は決まったのでしょうね。それ以来、ご当地ソングを歌うようになります。
確かに演歌歌手としてキャラ設定は必要なのでしょう。名前を覚えてもらうため、まずはどんな曲を歌うのかを印象づける。
彼女の場合は「ご当地ソング」という、いわゆるその土地を歌詞の中に織り込んだものだったのでしょう。
けん玉有段者を売り物にしていた三山ひろしにしても、まずは名前を覚えてもらうため、2017年の紅白歌合戦では歌いながらけん玉の初級技「もしかめ」を繰り出したり、必死でしたものね。
ご当地ソング快進撃
また『五能線』をリリースした2005年には第47回日本レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞します。
翌2006年には『熊野古道』で、2007年には『ひとり薩摩路』でベストヒット歌謡祭演歌・歌謡曲部門グランプリを2年連続で受賞するという快挙を成し遂げます。
こうなるともう、ご当地ソングしか歌えないような感覚に陥ることは確かです。
親善大使やアンバサダーなど
ご当地ソングがヒットすれば、その土地を大きく宣伝することにもなるとあって、地方自治体などから「地元を歌って欲しい!」という依頼が殺到するようになります。