【邪魔しないで Here We Go!/モーニング娘。'17】夢の責任者は自分！歌詞の意味・PVあり

本当にやりたかったこと、本当に言いたかったことを、口から出した瞬間に世界が広がる。

それは何かに縛られていたから、口から出せずにいた本音なのでしょう。

この曲では縛られていたものこそが愛であり、愛ではなく自分のために進み始める女性は、自分の夢の責任を取るのが自分自身だと気付きます。

自分の夢は、どんなことがあっても自分の責任でしかありません。前に進むのも、後ろに下がるのも、自分の意志なのです。

やっとそこに気付けたとき、初めて自由になれるのかもしれません。

夢を叶えるためには、自分の中に夢へ挑戦するための容量を空けないといけません。

場所もとるし、助走をつけるための道もいる。だから愛にかまっている暇はないのです。

優しいキスよりも、今は自分のために時間を使いたい。

愛なんていらないから、私は前に進む。

遅いから、という言葉から相手にあまり大切にされていなかったのかもしれません。

愛と夢、どちらも大切だけど、今は夢の方が大事なんだ、という歌詞。

これをアイドルが歌っているところがたまりませんね。

すべきことをする、簡単なことかもしれませんが、何かに縛られているときほどできなくなってしまうものです。

過去の自分のことだって、自分のせいだって本当はわかっているのに、見て見ぬふりをしてきた。

そんなことすらわからなくなるほど、愛に生きていたのかもしれません。

今夜の涙の種類は、あなたへ流す涙なのか。

それともバカだった自分を悔やむ涙なのか。

もう少し愛に生きていたかった心を表す涙なのか。

少なくともあなたにはわからないでしょうね、と言い切るところが素敵です。

この部分も飯窪春菜と尾形春水の2名が担当しているセリフ部分です。

当初は入る予定のなかったセリフですが、このセリフがあることで、女性像がわかりやすくなっているのではないでしょうか。

若かったな、ということはそれなりに経験のある女性でしょうし、様々な経験をしてきたのでしょう。

愛に生きる女性は美しいですが、夢に生きる女性も強くて美しいものです。

自分を縛っていた愛、それから解放されたとき、初めて自分自身のために生きることができるのかもしれません。

「邪魔しないで Here We Go!」の歌詞は、夢は自分の責任なんだと気付かせてくれる力強い言葉が並びます。

愛に縛られて夢を追いかけられないと思っている人ほど、この歌詞が心に響くでしょう。

本当に自分がやりたいことのために、愛を捨て、夢に生きる。

モーニング娘。だからこそ伝えることのできる、メッセージ性の強い曲になっています。

強めで癖のあるモー娘。曲をお探しの方に、ぜひオススメしたい曲です。