ゲスの極み乙女。をチェック
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結成からメジャーデビューがわずか1年ちょっとという早さもさることながら、2015年4月に出した2枚目のシングル『私以外私じゃないの』が大ヒットし、その年の12月、NHK紅白歌合戦に初出場を果たしたことで、全国的に、それも全世代に名前を知らしめることとなりました。
ちなみにゲスの極み乙女。の楽曲はすべて、作詞・作曲を含めて川谷絵音が手掛けています。
川谷絵音自身は、既に2010年にロックバンドindigo la End(インディゴ ラ エンド)で活動していました。大学卒業したかしないかの頃にインディーズからスタートして地道に音楽畑をひた走っていたわけですね。
高めの声に透明感のあふれるファルセットは彼の大きな武器です。そこにあのキャッチーなメロディーライン、もう一度聞きたくなるのもうなずけます。
『ロマンスがありあまる』✖『ストレイヤーズ・クロニクル』
問題の『ロマンスがありあまる』ですが、映画『ストレイヤーズ・クロニクル』の主題歌として作られた楽曲です。 この楽曲を作るにあたり、川谷絵音は「映画の台本を読んで考えた」と語っています。 2015年3月のキネマ旬報ではこの事について特集記事を組んでいました。川谷絵音の本映画に対する思い入れは強く、台本のせりふの一部を『ロマンスがありあまる』のフレーズ中に入れ込んだという熱の入れようだったと言います。
『ストレイヤーズ・クロニクル』について
ではその映画『ストレイヤーズ・クロニクル』について押さえておきましょう。
2015年6月27日公開のこの映画は、2010年に「小説すばる」で発表された本多孝好の小説を映像化したものです。
大友克洋の「アキラ」を彷彿(ほうふつ)とさせるストーリーで、国の極秘機関によって特殊能力を持たされた子供たちの悲劇的な運命をベースに繰り広げられるSFアクションもの。
キャストに岡田将生、染谷将太をはじめ、女性陣に成海璃子、松岡茉優、黒島結菜など若手の実力派を迎えたこの映画は、4万8412人を動員し、興行収入6451万5600円を記録しました。
ベッキーとの一連のアフェアを振り返る
さらに、押さえておかなければならないのはやはりベッキーとの関係。一体どのように進行していたのでしょうか。
ベッキーがゲスの極み乙女。の大ファンであり、彼女が川谷絵音のファンイベントに個人的に行ったのが交際のきっかけとなったというのは周知の事実です。
時系列で見て行きましょう。
ベッキーとのことが歌の中にあるか、ないかは結局、
こうしてみていくと、映画公開が2015年6月ですから主題歌の依頼は映画のクランクイン直後だと推察されます。川谷絵音とベッキーは、楽曲作成・発表前にはまだ会ってもいなかったことから、ベッキーに対して曲を書いたというのはどうも考えにくいですね。
主題歌『ロマンスがありあまる』歌詞を分析
僕にはありあまる
ロマンスがありあまる
少し贅沢をし過ぎたみたいだ
出典: https://twitter.com/geskiwa010me/status/917044424277860352
この辺の歌詞は、何となく楽曲に取り組む川谷絵音自身が投影されているような感じですね。才能がありあまる彼だけに、メジャーデビュー後間もなく映画音楽を任されたのは当然とも言えるのでしょうが、本人は次から次へと舞い込む飛躍へのチャンスを「少し贅沢をしすぎた」と形容し、そこで苦しみながら楽曲を創っている姿を言葉にのせているようです。
僕にはありあまる
ロマンスがありあまる
少し贅沢をし過ぎたみたいだ
僕にはありあまる
ロマンスがありあまるけど
死に物狂いで生き急いでんだ
出典: https://twitter.com/hellocolony/status/790590385688973312