それが象徴的に出るのは、最後の夕焼けのシーンです。
夕焼けが描くのはふたつの影。
つまり、ひとつになるような距離感にはなれていないことが考えられます。
「妬ける痛みでもいい」という歌詞は、女の子の恋する相手には思い人がいる筈という推測が混じっています。
つまり女の子は、「私はその人の恋人にはなれない」と考えているのではないでしょうか。
「胸の痛みがあるけれど、近付いてこの恋が終わるくらいならこのままでいい」と思っています。
ある意味、一種の諦めが入った恋でしょう。
しかし「あなたの熱を感じていたい」なら、男の子の想いをある程度察している筈。
少しは男の子にも、主人公の女の子が気になるところがあるのでは?
女の子も、内心はその気持ちに気付いているのではないでしょうか。
女の子の想いとは?
ここで冒頭の歌詞を再び深掘りしてみましょう!
最初の一行は、「夏は少し大胆に誘惑したい」という女の子の願望なんですね。
彼女も曖昧なアタックやアピールでは、むしろ距離ができてしまうだけだということはわかっているはずです。
だから「あなたがもっと私を惚れさせてくれれば大胆になれるのに」、という思いがあるのではないでしょうか。
男の子も、態度をはっきりさせないずるさが見えてきますね。
繰り返される「Gimme Gimme Luv」は、もっと純粋で切ない恋心だったという裏ストーリーがありました。
MVのともちんは、切ない恋をする女の子がもっと大胆になれたらと妄想する頭の中の自分なのかもしれません。
MVに溶け込む最新映像技術!
「Gimme Gimme Luv」のMV、実は最新の映像技術を用いています。
その技術とは、あのニコファーレのもの。
ニコファーレはドワンゴが所有する、360°をLEDに囲まれたAR技術を駆使したイベントホールです。
最先端のイベントスペースが、MV撮影で初めて使用されたのがこの曲!
360°から迫り来る映像は壮観で圧倒的な映像美を放ちます。
その圧倒的な映像は見ているだけで体が動き出してしまいますね。
板野友美のカリスマ性!
前作「COME PARTY!」では、”パニパニ”ダンスを披露した板野友美。
今作は”ギミギミ”ダンスに挑戦しています!
「Hey Gimme Gimme」の歌詞に合わせて、手の平をぱたぱたさせるダンスは何とも愛らしいですね。
それだけではありません。
「Gimme Gimme Luv」は、ダンスをメインに組み立てられた曲。
そのため、全編においてプロ顔負けのキレキレで本格的なダンスを披露しています。
ダンスの練習は1カ月前から始めたそうです。
しかし板野さんがバックダンサーと合せたのは、実はMV撮影の前日だったのだとか。
そんな短期間でしっかり仕上げるとは、努力と才能を感じさせます。
さらに最新のEDMサウンドと懐かしいディスコサウンド、K-POP色のダンスを見事にマッチさせているのです!
板野さんのカリスマ性を感じずにはいられません。
”ギミギミ”ダンスで全人類が踊り出す!
見た者を一瞬たりとも飽きさせない仕組みがこらされた、「Hey Gimme Gimme Luv」。
今作で見られた板野さんのカリスマ性は、現代の女性の憧れの的になることは必死でしょう!
また北欧由来のEDMサウンドは、今や世界のトレンド音楽として進化しつつあります。
最先端のサウンドに最新の映像技術、リズムを重視した歌詞やレベルの高い本格的なダンス。
サビのみんなで楽しめる”ギミギミ”ダンスは、夏の暑い日に盛り上がること間違いなしです。
日本を飛び越え、世界中の人々を魅了すること間違いなしの一曲となっています。
”ギミギミ”ダンスに誘惑されるのは、もはや全人類なのかもしれませんね!
板野友美のオススメ楽曲
【COME PARTY!/板野友美】実はリメイク曲の歌詞を解説!サビに合わせてカンパイコールしよう♪ - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
板野友美がソロ活動6作目のシングルとしてリリースした『COME PARTY!』。実は、あるグループの楽曲のリメイクであることも話題を呼んだこのナンバー。今回はこの『COME PARTY!』に歌詞解説をベースに、原曲にも注目してみましょう。
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