ボーカルすぅの実話?
今回ご紹介する「吉田さん」は、2016年3月2日に発売されたSilent Sirenのアルバム「S」に収録。
ボーカル吉田菫(愛称:すぅ)の苗字をそのまま使った、斬新なタイトルとなっています。
そしてこの楽曲はタイトルどおり、すぅの実体験をもとに作詞されたそうなのです。
一体どんな経験なのでしょうか?
完璧すぎる女子との対面
飲み会や合コンで、料理のとり分けや注文などといった気遣いをサラリとこなす完璧な女子。
振る舞いだけでなく、メイクもファッションも会話もキラキラしていて眩しすぎる…。
あまりに完璧な女の子と並ぶと、自分と比べてしまうこともありませんか?
「吉田さん」ではそういった完璧女子と出会ったときに湧き上がる「焦り」を表現しています。
場面は同級生との同窓会。
気合を入れて参加するも、周りのレベルの高さに慌ててしまう…というストーリーとなっています。
モデルをしているすぅにも、このような経験があるのですね。
恥ずかしかった経験もストレートに歌にしてしまうところに親近感を感じます。
ストーリー仕立てのMV
最初の自問自答している場面では、すぅが2人現れてなんだかシュールさが面白いですね(笑)
すぅの豊かな表情も見ていてすごく楽しいです。
曲の中ですぅはラフすぎる格好で同窓会に参加したことを悔やんでいます。
しかし、シンプルな格好でもめちゃくちゃ可愛いと思うのは筆者だけでしょうか?
最後に居酒屋でメンバーとやけ酒している姿も、普段のすぅのイメージと違って新鮮ですね。
ここでも素晴らしい顔芸を見せてくれ、親近感が湧いてしまいます(笑)
それでは歌詞も一緒に読み進めていきましょう!
意を決して同窓会に参加
同窓会の誘いに困惑
久々に連絡がきました
同窓会を開きましょうと
こういう手のくどい集いは
ちょっと苦手なあたし
出典: 吉田さん/作詞:すぅ 作曲:クボ ナオキ
MVでは中学の同級生からLINEが来ていましたね。
すぅ自身、こういった同窓会系の集まりには抵抗があるようです。
「くどい」と表現していることから、意識の高い感じや群れるのが、そもそも好きじゃないのが分かりますね。
でも今回のすぅは自分の苦手意識を克服すべく、行動をおこします。
勇気を奮い立たせて参加を決める
いや待て、ちょっと大人になった
あたしで軽やかに登場して
女子大生と並んでもいいかなって
思えたあたし
出典: 吉田さん/作詞:すぅ 作曲:クボ ナオキ
今の自分は昔の自分とは違う。
そう思って勇気を奮い立たせていますね。
つまり、過去の自分は自信がなかったということ。
それが苦手意識を生み出しているのですね。
「女子大生」を意識しているところにも注目。
すぅは高校生の時に上京して、モデルの活動を始めました。
一般的な「女子大生」と違う道を歩み、仕事をしてきた彼女だからこそ、違う世界に生きているように感じていたのかも。
共有する話題も流行りも全然違っていておかしくないと思います。
でも、その「女子大生」たちと並んでみようと意を決しました。
事前学習を念入りに
そして速攻本屋に駆け込んだの
迷わず手に取りました anan anan
出来る女子の 法則Best3
このあと最悪な事態になると知らず
出典: 吉田さん/作詞:すぅ 作曲:クボ ナオキ