サステナブルの魅力に迫る
本記事では、AKB48の楽曲「サステナブル」の歌詞を1番から順に解説していきます。
ファン待望の王道ソングであるこちらの楽曲。
中でも主人公の気持ちに焦点を当て、追いかけていきます。
過去の作品を思い出させる演出が満載の映像が人気です。
是非こちらの映像と共にご覧下さい。
サステナブルとは?
センターは矢作萌夏さん
AKB48の作品で気になるポイントといえばセンターを務めるメンバーでしょう。
今回のサステナブルでは、矢作萌夏さんが担当しています。
彼女はAKB48チームKに所属するメンバーで、シングルのセンターは初めての経験。
新世代のAKB48を担うスターといえます。
シングル選抜の常連で、バラエティー番組での活躍が著しい指原莉乃さんの卒業。
以降初めてのシングルということもあり、圧倒的エースの卒業を機に若い世代が飛躍する…。
そんなメッセージを感じるポジション配置となっています。
タイトルの真意
皆さんはタイトルで使用されている言葉「サステナブル」はご存知でしょうか。
サステナブルとは「持続可能な」という意味。
こちらの言葉はSDGsに向け、自然環境を維持するための活動によく使われています。
今後も続いていくであろうグループの永続性にかけたタイトルです。
AKB48の名前を知らしめた数々のメンバーが卒業していく中でリリースされた本曲。
永遠という言葉や原点回帰のMV演出から、どこか儚さが感じられます。
この曲でグループの活動が終わってしまうのか…。
そんな気持ちにさえさせられる、ファンの心を擽るタイトルとなっています。
歌詞にもこの持続可能さが表現されているのでしょうか。
これから一緒に確認していきましょう。
1番の歌詞を解説
草食系
海の季節は終わってしまった
君を一度も誘えなかった
忙しいって聞いてたから
悪いかなって躊躇した
出典: サステナブル/作詞:秋元康 作曲:井上ヨシマサ
気分が開放的になる季節、夏。
主人公は好意を寄せるあの子を海に誘おうと試みますが失敗してしまいます。
彼女に一度も声をかけることなくシーズンが終了してしまったようです。
ここから主人公は草食系男子であることが分かります。
相手の気持ちを考えることができる優しい性格。
友人関係であれば、魅力的な要素です。
しかし駆け引きが重要な恋愛においては、その部分が仇となってしまっています。
現時点では2人がどの程度親密な関係なのか、詳しくは不明です。
この関係性については、先を聴いていくことで読み解いていきましょう。
恋愛関係
僕のスマホに残ってた写真
微笑む去年の水着の二人
恋が盛り上がってる時は
気づかないことがある
出典: サステナブル/作詞:秋元康 作曲:井上ヨシマサ
写真を見て過去の出来事を連想している主人公。
去年はビーチでデートをしていたことから、2人は既に恋人関係であることが分かります。
しかし喧嘩でもしたのか、一旦距離を置いている状態のようです。
付き合っているのに簡単には連絡できない2人の関係性。
彼の性格を鑑みると、海に誘えなかったのも納得です。
また一般的に恋は盲目といわれます。
付き合いたての頃は、その人のことで頭がいっぱいになることも少なくありません。
そこで一度離れることで相手の良いところ、悪いところを判断することができます。
最後の2文に込められているのは上記のような背景。
客観的に彼女を捉えることができている状況が分かります。
覚悟
あれっきり(あれっきり)これっきり(これっきり)
そんなの悲しすぎるじゃない?
どんなことあったとしても
僕は変わらない
出典: サステナブル/作詞:秋元康 作曲:井上ヨシマサ