まだ付き合い始めたばかりのカップルなのでしょうか。
下の名前でお互いを呼ぶようになったものの、恥ずかしいのかまだ照れくささを隠せません。
そんなぎこちなくて慣れない距離感も、以前と比べて親密になった証。
二人共、必要以上に気負うことはなく、関係が深まっていく過程を楽しんでいるようです☆
2人のベストなかんじを確認
これくらいのかんじで いつまでもいたいよね
どれくらいの時間を 寄り添って過ごせるの?
これくらいのかんじで たぶんちょうどいいよね
わからないことだらけ でも安心できるの
出典: マカロニ/作詞:中田ヤスタカ 作曲:中田ヤスタカ
サビ部分の印象的な歌詞です。
2人の理想は、互いに緊張感を持っていて、新鮮で、さらに親しくなれる余地がある、そんな状態でしょう。
カップルの行く末は誰にもわからない未知なる世界。
付き合いたての時期は、夢と現実の間を行ったり来たりしているような、非常に不安定な状況です。
相手の全てを何もかも理解しているわけじゃないし、知らない部分もたくさんあるでしょう。
ただ1つ、確実にわかっていることがあります。
それは本能的に安心できる人だ、と感じていること。
2人一緒にいる今が1番落ち着いている、ということです。
ほっこりする時間を大事に
あきれた顔がみたくて 時々じゃまもするけれど
大切なのはマカロニ ぐつぐつ溶けるスープ
出典: マカロニ/作詞:中田ヤスタカ 作曲:中田ヤスタカ
落ち着きっぱなしで変化のない日常はつまらないもの。
わざと相手のペースを乱したり、気持ちの冷めることを言ったりするのは、ほんの気まぐれに過ぎません。
秋の肌寒い日に飲みたくなるマカロニスープみたいに、飲み干せばじわじわと体温が上がり、体も心もポカポカあったまるホットな関係☆
それが2人のいつもの関係です。
大切な人がいる幸せ
手と手をつなぐときにも そっと深呼吸をする
そんな空気もいいよね やわらかいよね
出典: マカロニ/作詞:中田ヤスタカ 作曲:中田ヤスタカ
手をつなぐことは、相手と密接に結びつくこと。
握手ぐらいなら初対面の人とでも気軽に行えますが、手つなぎは親密な人としか許されない行為です。
呼吸を合わせて手をつないで、同じ道を同じ歩調で歩んでいくのは、カップルの理想の姿でもあります。
そんな風に自分と同じだけ大切にできる相手がいるっていうのは、めったにないことなんですね。
最後までそばにいる覚悟
最後のときが いつかくるならば
それまでずっと キミを守りたい
出典: マカロニ/作詞:中田ヤスタカ 作曲:中田ヤスタカ
「マカロニ」は「〜よね」、「〜の」などの歌詞の語尾から、女性を主人公にした女性目線の曲と考えられます。
しかし、曲の終盤で登場する「キミを守りたい」という決意表明は意外な印象を抱かせる歌詞です。
それまでののほほんとしたノロケな歌詞と一転、終わりを覚悟した勇ましく力強いセリフに驚かされます。
実は男性目線な曲だったのか?と見直してみましたが、愛しい相手を守りたい気持ちは、男女関係なく持っているもの。
カップルは持ちつ持たれつな関係であって、一方的に守ったり守られたりするものではないですね。
そして「マカロニ」の歌詞は、Perfume自身を表しているようにも思えます。
一見ガラス細工のようにもろく繊細に見えますが、タフに生きる彼女たちは可愛いだけでなくカッコいいのです☆
次に、曲をカバーしたい読者に向けて、歌詞とコードを併せて紹介します!
「マカロニ」のコード譜
イントロ
Cm Am7-5 A♭ Gm7
Fm7 B♭ E♭ B♭
Cm Am7-5 A♭ Gm7
Fm7 D♭7 E♭
出典: マカロニ/作詞:中田ヤスタカ 作曲:中田ヤスタカ