8月29日 ソロデビュー曲リリース!

ReoNaって何者?

【ReoNa/SWEET HURT】「ハッピーシュガーライフ」の世界観に沿った歌&MVが美しい…!の画像

ReoNaさんは8月29日にシングル「SWEET HURT」でソロデビューする新人のシンガーです。

「ソロデビュー」ってことはこれまでグループにいたの?

いえいえ、そうではありません。

ReoNaさんは別名義でCDを既にリリースしているのです。

神崎エルザ is ReoNa

歌声がネットで話題に

【ReoNa/SWEET HURT】「ハッピーシュガーライフ」の世界観に沿った歌&MVが美しい…!の画像

神崎エルザは「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」のキャラクター。

原作は時雨沢恵一氏著作の同名ライトノベルです。

神崎エルザはチケットの入手が困難とされる人気シンガーソングライター

2018年に放送されたアニメでキャラクターの声は声優・日笠陽子さんが演じました。

ですが神崎エルザの歌唱部分は、ReoNaさんが担当されたのです。

アニメの劇中歌として歌声が披露されるとネットが「歌っているのは誰?」とざわつきました。

劇中歌の評判が良く、ReoNaさんは「神崎エルザ starring ReoNa」の名義でミニアルバムをリリース。

それが全7曲が収録された「ELZA」です。

個人的なお気に入りは7曲目の「Rea(s)oN」でした。

元JKコスプレイヤー

ReoNaさんは中学生の頃からコスプレを趣味にしていたようです。

コスプレヤー「れおぺこ」の名前でコスプレイベントにも参加していました。

高校生の頃には既に「金髪のカワイイJKレイヤーがいる」と注目を浴びていたのです。

でもReoNaさんの夢はずっと昔から「おうたを歌って生きていきたい」というものでした。

とあるオーディションでファイナリストになったことで、夢がより現実味を増してきます。

アニメのキャラクター神崎エルザとして曲を発表したところ、透明感ある歌声に大きな反響が!

ReoNaさんはこの作品で知名度があがり、ご本人名義でのソロデビューに漕ぎつけたのです。

8月29日のリリースまであと数日なので、毎日がドキドキの連続なのではないでしょうか。

ちなみにReoNaさんはいつも「歌」のことを「おうた(お歌)」と言います。

ひらがな、漢字の両方を使ってますが、歌をとても大事にしていることが伝わってきますね。

どこか儚げなMV

あなたがいるだけで良かったのに

SWEET HURT/ReoNa

ReoNaさんがマンションの部屋にひとりでいます。

窓辺から外を見ている姿は誰かの背中を追っているように見えますね。

手にしているハート型クッションは傷ついた彼女の心なのでしょうか?

約束を破ってしまったことでケンカになり、いなくなった「彼」。

部屋が荒れてクッションからも綿が出てしまっています。

ReoNaさんは懸命にクッションに毛糸を巻きつけて修復しようとしています。

クッションだけでなく、彼との関係も修復できたら……。

毛糸の色が「赤」なのが「赤い糸」を示しているようで切ないです。

発売前なのでShort Ver.しか公開されていないのがもどかしい……!

発売後にはフルMVが公開されるでしょうか。

こうなったのは、私のせい……

腫れた背中のかさぶた
ちぎれた羽根が生えていた跡
傷を抉っては確かめた まだ血は赤いこと

守れない誓いで汚したアトリエ
あなたと出会い ただそれだけでふっと崩れ落ちた

出典: SWEET HURT/作詞:ハヤシケイ(LIVE LAB.) 作曲:ハヤシケイ(LIVE LAB.)

「SWEET HURT」を直訳すると「甘い傷」。

でも歌詞は甘いどころじゃなく、背中が痛くなってきそうです。

主人公は羽根をもがれた天使。

「ずっとここにいるよ」

天使はきっと、あまり深く考えず一緒に暮らしていた相手に言ってしまったのでしょう。

相手は天使の言葉が信じられず、出ていけないように天使から羽根を奪いました。

恐らくそのときに、その相手は絶命したのではないでしょうか。

天使はひとり、部屋に留まります。

相手に信じさせてあげられなかった自分を責めながら。

ふいに背中に違和感を覚えて傷に触れると、赤い血が滲(にじ)むのです。

歌詞通りに読み解くとこうなりましたが、これはすべて暗喩(あんゆ)の可能性もあります。

傷があるのは「背中」ではなく「心」。

彼と別れて心に傷を負った少女が終わることのない心の流血に胸を痛めている、というものです。

どちらにせよ、天使(少女)は救われるときが来ました。

「あなた」と出会えたから。

「ふっと崩れ落ちた」は本当に崩れ落ちたというよりは緊張の糸が緩んだ印象を受けます。

初めて知った「愛」