【マジンガーZ/水木一郎】歌詞＆動画を徹底解説！infinityバージョンで蘇ったゼーット！見逃すな

歌いだしの部分に出てくる「くろがね」というのは「鉄」のことです。

ここではマジンガーZが金属でできていることが分かります。

また「空にそびえる」「城」という表現は、かなりの巨大さを表しているのでしょう。

この部分でマジンガーZというロボットのイメージがはっきりします。

まずマジンガーZが「無敵」とも言えるくらい強いことが分かります。

そして「正義の心」とあることから、良いロボットでもあるのでしょう。

「マジンガー」という言葉は「魔神」に由来します。

その力は良いことに使えばいいのですが、悪いことに使ってしまうとおそろしいことになります。

マジンガーZの表情はロボットとしてはかなり険しいと言えるかもしれません。

そのためここで「正義」であることを宣言するのは重要なのだと思います。

その後、先ほども紹介した「パイルダー・オン」が出てきます。

この部分が最初の絶叫ポイントです。

カラオケなどでこの曲を歌うときも、この部分をいかに力強く歌えるかがポイントになるでしょう。

ここに登場する「ロケットパンチ」と「ブレストファイアー」はどちらも必殺技の名前です。

「ロケットパンチ」はこの後のロボットアニメにも大きく影響を与えた技と言えるでしょう。

劇中でも「ロケットパンチ！」の掛け声とともに、ひじより先の部分が相手に向かって飛んでいきます。

子どもたちは真似したくても、手は飛んでいきません。

そこで、掛け声とともに自分が走ったり、手袋などをはめて飛ばすなどしていました。

また「ブレストファイアー」は胸にある赤いパネル全体から出るビームのようなものです。

ひじを曲げて両手をあげて胸を張るポーズが特徴です。

この「マジンゴー」というのは、「魔神よ行け！」という意味なのでしょう。

兜甲児が操縦する鉄の魔神であるマジンガーZ。

それに対する甲児の思いと、応援する周囲の思いが込められているのかもしれません。

そして最後の「マジンガーZ」の「ゼット」が絶叫ポイントです。

水木一郎さんがのちにテレビやライブで歌うときにこの部分を特に強調していました。

そのためだんだんと大げさに「ゼーーット！」という具合になってきています。

今回のinfinityバージョンでは、少し控えめですが原曲よりは強調されています。

続けて2番の歌詞についても解説します。