令和の時代に流行るバンド

sumika【アネモネ】歌詞を考察!ダメダメ男子は…彼女の小言を聞いた方がいいみたい!特別なんだからの画像

平成から令和に元号が変わった2019年。

そんな中、ライブは即完売。

リリースするアルバムがばか売れする人気急上昇中のバンドがいます。

それが男性4人組のバンドsumika」。

ロックとポップが融合した爽やかなサウンドと伸びやかな歌声で、私たちを飽きさせない魅力があります。

新時代に必ず流行る!と言っても過言ではありません。

今回は彼らが2017年にリリースした1stアルバム「familia」に収録されている「アネモネ」をご紹介。

一面からは語りきれない彼らが作る曲だけあって、歌詞に隠されている意味も複雑なんです。

男と女のすれ違いを歌った曲

「アネモネ」の花言葉に隠された意味

この曲のタイトルは花の名前が使われています。

種類はアネモネ。

花言葉を調べてみれば、この曲がどういう意味を持つのかが少し分かってきます。

アネモネの花言葉は【はかない恋】【見捨てられた】【恋の苦しみ】などです。

基本的には失恋の意味を持つ花言葉。

しかし、アネモネの色によってはその意味が変わってきます。

例えば赤色のアネモネは【君を愛する】、青色のアネモネは【固い誓い】などの花言葉を持ちます。

先ほどの意味よりも前向きな印象を持つでしょう。

恋に対する悲しみと前向きさ、2つの側面をアネモネというタイトルで表しているのです。

後ほど歌詞を考察しますが、考察した後に花言葉を思い出すとより理解できると思います。

ストーリー性のあるMV

アネモネのMVもチェックしてみましょう。

このMVでは、株式会社オーディオテクニカとコラボして制作されたものとなっています。

そのため、MVに出演する男性が身につけているワイアレスヘッドホンは同社の商品。

ちなみに他の曲「Summer Vacation」でもコラボしています。

このMVは歌詞とリンクしたストーリー性のある映像となっているのが特徴。

主人公は失恋したばかりの男性

ラブラブだった時期もありながら、愛していた女性にフラれてしまいます。

男性は未練たっぷりで、過去を振り返っては後悔ばかり。

まるでよくあるカップルの付き合いたてから別れまでを見ているようです。

そのため、MVに共感してしまう方も多いのではないでしょうか。

MVからは「男女のすれ違い」を表現したもの。

映像では男女が2回道ですれ違います。

しかし、その始まりと終わりでは少し雰囲気が変わってくるのです。

彼女フラれた男性の心情の変化をMVと歌詞の両方で表現している「アネモネ」。

それでは歌詞を考察していきましょう。

特別をくれた元カノ

恋をすると人は変わる

「私、こんなんじゃないからね」
「普段こんな事しないからね」
特別な事をしていたの?
今はもう聞き様も無い

出典: アネモネ/作詞:片岡健太 作曲:片岡健太

恋人ができたばかりの頃は、世界が輝いて見え、何をしていても楽しいもの。

そんな時期の元カノを回想している様子がこの歌詞からは読み取れます。

ついつい楽しくて、自分らしくない一面を見せてしまう元カノ。

普段の彼女をまだ知らない当時の主人公はそれがデフォルトだと思っていたのです。

時が経って、そんなはしゃぐ彼女も見れなくなった今。

「あれは自分に見せてくれていた特別だったんだな」と気づくのです。

特別だからこその小言

スニーカーの踵 潰して
歩く僕に君は異唱え
「ほかの誰かにこんな事、くどくど言わないよ」

出典: アネモネ/作詞:片岡健太 作曲:片岡健太

どんなラブラブなカップルにも、喧嘩はつきものです。

細かいことがどんどん気になって、ついつい言い争い。

しかし、長く一緒にいようと思っていなければ注意もしません。

これからの先も見据えているからこそ、小言も言ってしまうのです。

その事実に気づけなかった主人公。

この歌詞には心当たりがあって、思わずドキッとしてしまう人もいるのでは?

「うるさいな〜」と小言を交わしてしまう人は要注意。

大切な人を失う前に、特別だからこそ注意してくれているんだと耳を傾けるようにしましょう。

雨も時には必要だと思っていた