EXILEの17枚目のシングル「HERO」
国民的アーティスト「EXILE」は数多くの名曲を世に出してきていますが、その中でもオリジナルメンバー「SHUN」がいた第一章と呼ばれている2001~2006年までにリリースしているシングルは名曲揃いです。
SHUNは2006年にグループを脱退後、ソロアーティストとして活躍しています。
SHUNが書く歌詞は第一章の中でも人気が高い曲が多く、今でも多くのファンに支持を受けています。
彼のストレートかつ心に刺さる歌詞は、ふとした瞬間にもう一度聴きたくなる魅力があります。
SHUNがEXILEを脱退したあと、「HERO」は2007年発売のシングル「I believe」のスペシャルトラックとしてATSUSHIとTAKAHIROの二人にカバーされています。
SHUNが脱退したあとも、様々な音楽番組で披露されていることから、「HERO」が時代などにとらわれず愛され続けていることがわかります。
「ホットマン2」の主題歌に起用
「HERO」はドラマ「ホットマン2」の主題歌に起用されたことで、世間の人々に広く認知されました。
「ホットマン2」は週刊ヤングジャンプで連載されていた漫画を元にしたドラマです。
家族の絆と成長をテーマにした「ホットマン2」と「HERO」の歌詞はマッチする部分が多く、EXILEファンだけでなくドラマファンにも支持を受けました。
飾らないSHUNのストレートな歌詞はファンだけでなく、多くの人の心に刺さったのです。
SHUNが書く前向きに生きていこうという歌詞
ストレートな思いが綴られた歌詞
SHUNが書く歌詞の特徴の一つに、ストレートで飾らない等身大な言葉を使うというところがあります。
遠回しな表現やわかりにくさではなく、誰の心にも届きやすい真っ直ぐな歌詞は、年齢や性別を問わずたくさんの人の心を動かしています。
さぁ両手広げて 空にかざそう
失くしたモノを 取り戻せたら
願いは必ず叶うはずさ!
いつかは必ず笑えるはずさ!
出典: https://twitter.com/takahiro_douga_/status/890419048051122176
1サビの歌詞では「願いは必ず叶うはず、いつかは必ず笑えるはず」と前向きな言葉を連ねています。
悲しいときや辛いときこそ前を向いていこうというSHUNの思いが伝わってきますよね。
つまらない毎日にこそ大切なものがあること
大切な事はいつも当たり前の中に在る。
つまらない毎日を 笑って乗りこえてゆこう。
出典: https://twitter.com/EX_1_bot/status/784155030551048192
「大切なものは失ってから気付く」という言葉がありますが、「HERO」の歌詞の中ではこれをポジティブな表現を使って言葉にしています。
当たり前の中にある忘れがちな事にこそ大切なものがある。
つまらないと思う毎日にこそ大切なものがあるんだと教えてくれています。
生きていると、どうしても身近な大切なものは見えにくく、忘れがちになってしまいます。
どうしてこんなにつまらない毎日なのだろうと思ったときにこそ、「HERO」を聴いて自分の身近にある大切を再確認してみてください。
辛いときでも一人じゃないと寄り添ってくれる
吹きつける強い風に キミが
飛ばされないように しっかり
その腕を 僕が掴んであげる。
傷つく事と引きかえに ボク等は
強さに変える 何にも怖くない
キミは一人じゃないさ… 。
出典: https://twitter.com/EX_1_bot/status/465811170478153728
SHUNの書く歌詞は、ファンに寄り添ってくれていると思わせるものがあります。
「HERO」の歌詞の中では2サビの部分、僕等はEXILE、キミは聴いている自分と当てはめることで、遠い距離にいながらも近くで寄り添ってくれているような感覚になります。
この部分はドラマ「ホットマン2」のテーマでもある絆にも深く関連しているように感じます。
ドラマを見ながら「HERO」を聴き、すごく合っていると思った人も多いのではないでしょうか。