ヒプマイ-D.R.B- (波羅夷 空却 CV:葉山翔太)【そうぎゃらんBAM】歌詞の意味を徹底解説！

ここでは、韻を踏んだ言葉がたくさん登場していますね。

まず曲名でもある「そうぎゃらんBAM」ですが、恐らくこれは僧伽藍摩(そうぎゃらんま)をもじった言葉なのでしょう。

僧伽藍摩とは、僧侶たちが修行する場所のことを指す言葉です。

そして「BAM」とは「バン！」という大きな物音を指す英単語。

つまり、空却は堅苦しいもの(=僧伽藍摩)なんてBAMしてしまえ！という反骨精神を持っているのでしょう。

自由にスキャットをかましたり、ルールにとらわれないアレンジし放題なjazzyな雰囲気を好んでいるのだと思います。

自由に生きることを語っているとと、楽しくてつい饒舌になってしまう。

そんな高揚している様子を歌い上げていることが分かりますね。

空却は、ルールに縛られた生き方はしたくないと思っているのでしょう。

自分こそがルールであり、自分の生き方は自分で選びたいと望んでいるのです。

ルーレットとは、運命を指しているのだと思います。

運命すら無視して、自分が思い描いた通りの未来を描きたい…。

そんな熱い気持ちを感じることができますね。

アナーキーとは、無秩序な状態を指す言葉。

規則に従って真面目に生きていくだけが正解じゃないと訴えているのでしょう。

そして、癒し(テラピー)を求める人も多いこの時代。

しかし、空却は「haha」と笑って、強気な態度を見せていますね。

癒しなんて求めているほど暇ではない。

それよりも、自分が描いた未来に向かってひたむきに走っていくんだ！

そんなエネルギッシュな気持ちが込められているように感じられます。

自分の心の赴くままに世界を生きていくのだってアリだと歌う空却。

自分の生き様を、周りの人たちにアピール(=説法)していることが分かりますね。

自分らしく生きることによって、革命(=波)を起こそうとしている空却。

不満だらけのこの世界を変えた先に、何が見えるのか…。

きっとまだ空却自身も、具体的に結果が見えているわけではないのでしょう。

しかし、自分の進む道を邪魔する相手は、きっと逃げていく(=ケツを見せて退散する)だろうと信じているのです。

wsupとは、What's up?(=調子はどう？)の略。

「いい感じ」「踊れ」っといったポジティブな言葉や、スキャットがたくさん散りばめられているこのフレーズ。

絶好調な状態をキープしてマイペースに生きていこう！という前向きな姿勢が読み取れますね。

ここでは、ラップバトルに対する意気込みを描いているように感じられます。

武器(=マイク)を片手に勇ましく戦い、相手を圧倒させるような技術で追い込んでみせる！と自信満々の空却。

相手に喰らいつき、自分のペースに巻き込んで戦うのが空却流の戦い方なのでしょう。