flumpool「星に願いを」

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2009年発売のシングル

「星に願いを」は、2009年2月に発売されたflumpoolのメジャー1作目のシングルとその表題曲です。

メジャーデビューしてから初のシングルながら、オリコン週間チャートで2位という高順位を記録しました。

2009年にflumpoolが初めてNHK紅白歌合戦に出場した際にもこの曲が披露されています。

NTTコミュニケーションズ「MUSICO」のCMソングにもなったこの曲は、疾走感溢れるサウンドに乗せて主人公が「君」を求める姿が描かれる、ストーリー性のある歌詞が特徴です。

2種類の初回限定盤

「星に願いを」は、通常盤に加えて2つの初回限定盤が発売されました。

初回限定盤Aにはメンバー全員のステレオグラムチェンジングカード、初回限定盤Bには撮り下ろしの特典映像が収録されたDVDが同梱されています。

また、どちらの初回限定盤も、通常盤とは違い紙ジャケット仕様となっています。

また、通常盤のみの特典として、カップリング曲『春風「No Reply」 Unplugged 』のインストゥルメンタルバージョンが収録されています。

収録アルバム「What's flumpool!?」

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「星に願いを」は、flumpoolの1stフルアルバム「What's flumpool!?」にも収録されています。

他にも「見つめていたい」、「夏Dive」、映画主題歌となった「MW 〜Dear Mr. & Ms. ピカレスク〜」などのシングル曲が収録された本作は、オリコン週間チャートで2位、月間で9位という大ヒットを記録しています。

全16曲が収録された本作の収録時間は79分58秒に及び、世界最長収録時間のアルバムになりました。

ちなみに、それまではマライア・キャリーの「The Ones」が世界最長を誇っていました。

「星に願いを」のMVに注目

「星に願いを」のMVは、周りの360°全てを星空に囲まれた幻想的な映像が魅力の作品です。

星の中をメンバーが駆ける様子は、歌詞の世界観とマッチしてドラマチックに映ります。

それまでシンプルなものが多かったflumpoolのMVと比べて、きらびやかな印象が感じられます。

「星に願いを」の歌詞を紐解く

「君」を思い出した

君がいない 日々の意味をいま知って
すべて何もかも 捨てて駆け出した
星の下で 今も心は飲み込んで
誰かのためだけに 笑ってるの?

出典: 星に願いを/作詞:山村隆太 作曲:阪井一生

曲の主人公は、大切な「君」と離れてしまったのでしょう。

「誰かのためだけに」笑う「君」は、他の人のために自分が我慢して傷ついてしまう人なのでしょうか。

そんな「いい人」だからこそ辛くなってしまう「君」を想って、主人公が駆け出すところから曲は始まります。

君の生まれた町 向かい風の歩道橋の上 背中押す懐かしい歌

出典: 星に願いを/作詞:山村隆太 作曲:阪井一生

「君」は自分が生まれた町にはもういないのでしょう。そして、主人公はまだその町の歩道橋の上にいます。

きっと「君」は町をひとり離れていって、主人公は町に残ったのでしょう。

その町で「君」といた頃を思い出させる歌が、主人公の背中を押します。

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