世界中の人々を恐怖に陥れる災害。多くの人々の安全を脅かす事件。
それらに対する気持ちをつづった本楽曲の歌詞は、暗い現実を書面から受け止めているように感じられます。
だからこそ聴いていると胸が苦しくなったり、思いが溢れ出したりしてしまう人も多いかもしれません。
しかしネガティブな現実を歌うだけでなく、最後にきちんと救いの手を差し伸べてくれるのがONE OK ROCK。
暗闇にさしこむ一筋の光のごとく、進むべき道を示してくれるような楽曲です。
第7位:「努努-ゆめゆめ-」
第7位は2007年7月25日に発売された2枚目のシングル曲である「努努-ゆめゆめ-」です。
夢を追いかける人の背中を押してくれるような歌詞になっていますね。
2枚目のシングルということは、まだまだここから人気を獲得していくというスタートラインにいた頃でしょうか。
しかしTakaの綴る歌詞は当時から変わっていません。常に前向きで、常に強気なのです。
もちろん強気に突っ走るだけではないところも彼らの魅力。
先陣を切って突っ込む役割は担いつつも、後ろに続く人たちがはぐれないように手を差し伸べる優しさを持っています。
自分もONE OK ROCKと一緒に夢を叶えよう!そんな勇気がもらえることでしょう。
第6位から第4位は?
続いて第6位~第4位を見ていきましょう。
第6位:「アンサイズニア」
第6位は、2011年2月16日に発売された5枚目のシングル曲「アンサイズニア」です。
1月26日からレコチョクにて着うたが配信されたにもかかわらず、1月の月間ダウンロードランキングで1位を獲得するという人気ぶりです。
何かを探し求めてあちこちを走り続ける、そんな疾走感のあるサウンドが特徴的な楽曲です。
タイトルが意味するのは「Answer is near.」つまり「答えはすぐ近くにあるよ」ということ。
人はなにか1つのことを考え始めると、余計なことまで考えてしまいがちです。
特に考えていることが自分にとって大切な内容なら尚更でしょう。
そんな風に、まるで出口のない迷宮に迷い込んだかのごとく考え込んでしまったとき。
こちらの楽曲を聴いてみてください。
欲しかった答えはそうして考えた先ではなく、案外自分自身の近くに転がっているものなのです。
ちなみにカップリングには「アンサイズクリア」という楽曲が収録されています。
こちらは「アンサイズニア」のアレンジを変えたバージョンで、アコースティックの柔らかなサウンドが魅力的。
同じはずなのに全く別の楽曲に聴こえる両曲を、ぜひ聴き比べてみてくださいね。
第5位:「Nobody's Home」
第5位は2010年6月9日に発売された4枚目のアルバム「Nicheシンドローム(ニッチシンドローム)」に収録されている「Nobody's Home」です。
この曲は、ボーカルを務めるTakaの両親である森進一と森昌子に対する謝罪と感謝を歌っています。
反抗してしまったあの頃の自分を思い返しながら、当時の親の気持ちに寄り添っていく歌詞。
反抗期を経験したことがある人ならきっと、歌詞に共感できる部分も多いのではないでしょうか。
大人になったいまだからわかる、当時の親の気持ち。
それを感じながら伝える、心からの「ごめんなさい」と「ありがとう」が胸を熱くします。
第4位:「Wherever you are」
第4位は第5位の「Nobody's Home」と同じく「Nicheシンドローム」に収録されている「Wherever you are」です。
2016年にはNTTドコモのCMソングに起用されています。
この曲は珍しく発売から5年半後にヒットしました。
また結婚式で使用されることも多いこちらの楽曲。
愛を誓うシンプルな歌詞が多くの人の心を掴んでいるようです。
相手の目を見ながら、1つ1つしっかりと愛の言葉を伝えるようなメロディ。
「君がどこにいようとも」というタイトル通り、永遠に続く愛が感じられます。
TOP3はこれだ!
さて、ここからはとうとうTOP3の楽曲を発表します。
数ある名曲の中から選ばれた3曲とは…?それでは順番に見ていきましょう。