いつだってあなたが好き そう伝えようとしたのに
いつかみたいにそばにはいないから あの日にもどりたくて
ムリだと分かってるけど かなえたくて 目を閉じて キスしてた
出典: TSUBOMI/作詞:lecca,九州男 作曲:lecca,九州男
心の中にはいつだって愛しい相手の姿がいる。
でもそれは、過去の記憶をたどっているだけ。
もう現実ではあの日のように接することは叶わないのです。
なぜなら、男性の心は離れてしまったから。
だからこそ目をつむって想像の中で「キス」をしているのでしょう。
とても切ないですね…。
悲しい恋が迎える結末
心の整理を進める
手をつないで越えてきたそれぞれのシーン 胸に残して
時は流れるから ねぇ、好きだよってもう言えない 夜も昼も
つぼみの時期を 笑っていても 笑っていても 泣いていても 泣いていても
きみといたことで心は震えずにいられたから
いつまでも いつまでも 忘れない
出典: TSUBOMI/作詞:lecca,九州男 作曲:lecca,九州男
大切な青春時代を共に過ごした記憶。
それはいつまでも心の中で輝き続けることでしょう。
でも、そんな考えに至るということは、心の整理をしているのではないかと考えられます。
この状況に納得してしまったら、「別れ」を受け入れてしまうのではないでしょうか。
悲しい「サヨナラ」を決める
こぼれ落ちていった涙は花びらをつたう 2つのつぼみは大人となっていた
ずっとつないできた手を今離すよ 言葉じゃ伝えれないサヨナラ
出典: TSUBOMI/作詞:lecca,九州男 作曲:lecca,九州男
ここでついに「別れ」を決意しました。
冒頭で「つぼみ」の2つの解釈を前述しましたね。
2人が大人になるという意味での「つぼみ」は開花したようです。
しかし、もう一方の恋の「つぼみ」はそのまま枯れてしまったのでしょう。
そして溢れだすのは涙。
段々と上手くいかなくなっていることを自覚しながらも、必死に離さないように繋いでいた手。
それを女性側からほどいてしまいました。
恋の終わり
手をつないで越えてきたそれぞれのシーン 胸に残して
時は流れるから ねぇ、好きだよってもう言えない 夜も昼も
つぼみの時期をあなたといた
好きだよって告げて過ごした月日が 少しずつ変わって過去のものになる
明日も、ってもう言えない 夜も昼も
つぼみの時期をあなたといた
出典: TSUBOMI/作詞:lecca,九州男 作曲:lecca,九州男
同じサビの繰り返しですが、「手を繋いでいる光景」が描かれていることに気が付きます。
これを結果的には手放してしまったのですね。
青春時代の告白。
2人で過ごした温かい日々。
その後少しずつ変わってしまった関係性。
全てを振り返り、けじめをつけ、この恋は終わりを迎えました。
最後に
成長とともにすれ違っていく恋の物語を描いた「TSUBOMI」はいかがでしたか?
どうしても、環境の変化とともに壊れてしまう人間関係はあります。
乗り越えることができれば、深い絆で結ばれるのですが…。
この楽曲では、男性側が無関心になっても、女性側は必至に2人の関係を維持しようとしていました。
しかし、無理に人間関係を継続するにはエネルギーを使い、相当な苦痛を感じるでしょう。
女性側が力尽きたとき、恋愛は終わりを迎えてしまったのです。
特別な時期を一緒に過ごした相手との別れはとても苦しいはず。
切ない楽曲でしたね。
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最後に、OTOKAKEにある「失恋」に関する記事をご紹介します。
「失恋」という大きく心を動かされる出来事。
これをテーマにした楽曲は多くの共感を生み、数々の名作を残しています。
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涙が止まらない泣ける別れの曲【邦楽編】 - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
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