記事の冒頭でも触れましたが、彼女の書く歌詞の変化としては"心の叫び”から"心に寄り添う”ような楽曲へと変化しているような気がします。

昔からメッセージ性の強い楽曲を書いてきているミリヤですが、最近は以前に比べ、もっと強くメッセージが心に染みるようになったと思います。

例えば「ディア ロンリーガール」は、心に溜まっているモヤモヤしたものを吐き出して気持ちをリセットするという感覚。

それが「Lonely Hearts」では、冷たく凍った心を優しく包み込んで溶かしてくれるような感覚。

少女だったミリヤが同じ目線で書いた歌詞とは一味違い、大人になったミリヤが共感し寄り添ってくれているような気持ちになります。

歌詞を紹介!

歌いだしの「Every day, every night」は、「ディア ロンリーガール」にも出てくる歌詞です。

歌詞の内容も同じように"孤独”をテーマにしているものになっていて、孤独の中を彷徨っている若者に向けて書かれています。

今現在置かれている、苦しくて寂しい状況から抜け出すための一筋の光を与えてくれます。

君がいたから生きてた
愛されたくて泣いてた
壊れそうな 叫びは今「傷つけないで」
愛されたから泣いてた
君を想って Lonely Hearts
Baby baby baby
I feel lonely lonely lonely

出典: Lonely Hearts/作詞:Miliyah 作曲:Miliyah

「君がいたから生きてた」という歌詞は、誰か一人でも大切な人がいれば、それは"孤独"ではないんだ。と寄り添ってくれる歌詞です。

"大切な人は少なくても、それがあなたのことを理解してくれる人であればそれでいいんだよ”と語り掛けてくれているように感じます。

自分のことを理解してくれている友達が一人でもいれば、それは幸せなことなんだと気付かせてくれます。

多くの人は愛されたいと願うけれども、実は愛することも"生きる糧”になっているんだ、と教えてくれるミリヤはすごいです!

君がたいせつだから
寄り添うだけでいいから
孤独なんて
涙なんて
消えてなくなるもの
Never gonna cry
I needed to cry
君となら怖くない
Baby baby baby
Don’t feel lonely lonely lonely baby

出典: Lonely Hearts/作詞:Miliyah 作曲:Miliyah

歌詞だけ見ると、とても切なく泣けてくる内容なのですが、ミリヤは「この曲で一人でも多くの人に笑顔を与えたい。」というように話しています。

この曲を聴いて思いっきり泣いて心の傷を癒すことができれば、きっとその後は笑顔になれるのではないでしょうか。

"大切な人がいることの素晴らしさ”を教えてくれる「Lonely Hearts」。この楽曲に助けられた人はたくさんいるのでしょうね。

MVがスゴイ!

MVの最初と最後のメッセージは、ミリヤ直筆のメッセージなのだそう。

MVの内容はというと、いじめや同性愛などをテーマにしていて、現代の若者が抱えている悩みや苦しみを描いています。

裏切りや差別によって居場所がなくなってしまった人はたくさんいるけれど、同じ痛みを持った人達はたくさんいて、そんな人同士なら理解し寄り添い合える……。

あなたは一人じゃないんだ、孤独だなんて思わないで!というメッセージを映像からも感じ取ることができる素晴らしい仕上がりになっています。

歌詞の深い部分やミリヤの伝えたいことがより伝わると思いますので、ぜひ観てみてくださいね。

ミリヤからのメッセージに今後も期待!

【Lonely Hearts/加藤ミリヤ】10代の孤独を歌った歌詞の意味が深すぎる!MVも公開!の画像

 悩んでいるとき、苦しいとき、心にぽっかり穴が空いてしまったとき。

そんな時は「Lonely Hearts」を聴いて思いっきり泣く。そうすることで、なんだか強くなれる気がします。

何か支えが必要なときには、この楽曲に頼ってみるのもいいかもしれませんね。

「Lonely Hearts」以外にも、一歩踏み出す勇気を与えてくれる楽曲や、気持ちに寄り添ってくれる楽曲は多くあります。

きっとこれからも勇気や元気を与えてくれる"メッセージ”を届け続けてくれることでしょう!

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