Fallen(EGOIST)で初の○○！？神秘的で美しい歌詞＆メロディが魅力の今作を徹底紹介！

“犯罪係数”と呼ばれる犯罪を起こす可能性を事前に「シビュラシステム」により把握できるようになった近未来、潜在犯と言われる犯罪者予備軍を未然に取り締まる公安庁で働く主人公・常守朱を中心とした群像劇。

様々な設定が綿密に描かれた世界観が高い人気を誇るシリーズで、2015年1月には映画『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』が公開されました。

そのシリーズのテーマソングのほぼすべてをEGOISTが担当しています。

ハードなロックチューンであるこの楽曲で、初のシャウトを響かせたchelly。

美しいソプラノが特徴的な彼女のクールな高音シャウトは、ファンの間でも話題になりました。

ハードなロックチューンである「Fallen」と正反対な、chellyの声質を活かしたEDM調のナンバーです。

それでは、毎度の如く難しい単語が多い歌詞を見ていきましょう。

今回は日本語訳もつけていきますので、参考にしてね。

All is calm All is brightは「すべては穏やかで、輝いている」という、まるで讃美歌の一説のような意味の歌詞。

次に登場する天使は堕天した様子、guilty（罪）を裁きに来たわけではないようです。

混凝土とは、混ぜ物をした土のこと。多くはコンクリートを指します。

Call my name and give me a kissは「私の名前を呼んで、キスをして」ですから、コンクリートに投げ出されたボロボロの私を抱きしめてほしいという意味でしょうか。

“あなたのいないその体で”、少し意味深ですね。読み進めていきましょう。

吐き出したその生命、とは、血を吐いているということでしょうか？

どうやら「あなた」は苦しんでいる様子。

この歌詞は、主人公・朱が部下でもあり潜在犯でもある狡噛への想いを歌っているようです。

「What was I born for」はなぜ生まれてきたのか、ですから、あなたを愛するために、と続くのでしょう。

このシャウト部分は、「こんにちは、わたしの名前は」ですから、自らのアイデンティティに苦しみだした主人公の心情を叫んでいるのでしょう。