"私たちは進んでいくわ、何かに向って

行ったことのない未知のどこかへ

時に怖い思いをするかもしれない

でも大丈夫、学ぶ準備はできている

愛の力を

愛することの強さを"

ラストへ向かって怒涛のごとく愛の言葉が表現されています。

何があってもとにかく前に進んでいくことを選んだようです。

行ったことも見たこともない世界です。

とんでもなく怖い思いをするかもしれません。

でも大丈夫。

以前の彼女ではもうないんです。

これまでも多くの失敗や沢山の辛い目にあってきたのでしょう。

その経験があるからこそ、学ぶ準備ができていると言えるのだと思います。

そしてその学びが彼女を一層強くすることでしょう。

もう恐れるものは何もない。

愛という最強の力を手にいれたのですから。

最後に

セリーヌが夫に捧げた歌

本物の愛を知った女性の怖いまでの力強さを感じる歌でしたね。

この曲は多くの人の人生のさまざまなシーンの思い出とともに語られることが多いようです。

そのため何年経ってもこの曲が大好きというファンが多いのも納得です。

セリーヌは2016年に最愛の夫を亡くしています。

失意のどん底にありながら、ラスベガスでの公演を続け、この歌を熱唱したと言われています。

彼女の才能をいち早く見抜き、スターダムまでに押し上げた第一人者である夫ルネ・アンジェリル。

夫婦二人三脚で築きあげた歴史には、様々な逸話があります。

この歌に描かれた女性は、まさしくセリーヌそのものではないでしょうか。

彼を信じ何の保証もない未知の世界をふたりで手を取りあいながら進んでいった。

怖がってなどいられない。

愛が力となってどんなことでも乗り越えてきた。

そんな実体験があるからこそ、今なお聴衆の心に深く届く曲となっているのでしょう。

ディズニーアニメにも

Celine Dion【The Power of Love】歌詞を和訳&意味解釈!恐れも超える力とはの画像

セリーヌの曲は映画のサウンドトラックとしても成功を収めています。

ディズニー映画「美女と野獣」では美女と野獣の仲睦まじいデュエットシーンで大ヒット。

子供向けアニメーションの世界を大人のファン層にも拡げるきっかけとなりました。

愛する2人を見守る普遍的なラブソング。英語の歌詞を読み解いていくと「美女と野獣」の世界観を深く味わうことができるかも。劇中に使われているバージョンと主題歌としてのバージョンの違いも解説。

ディズニーつながりでもう1曲。

こちらも子供向アニメの域を越えた、大人の魅力満載のデュエット曲となっています。

ディズニー映画の中でも人気ランキングで必ず上位に挙がる名作「Aladdin(アラジン)」。その主題歌でもある『A Whole New World(ホール・ニュー・ワールド)』は、アカデミー最優秀主題歌賞を受賞した名曲です。歌詞(和訳アリ)を紐解きながら、名曲の聴きどころについてご紹介していきます。

無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!

今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね