コールの注意点は?
きみの目 見ていると
なんだか こころがパチパチ
しゅわしゅわ!
どり☆どり~みん
しびれて…アツい~!?
あーちちちちちのちー!
出典: しゅわりん☆どり〜みん/作詞:織田あすか(Elements Garden) 作曲:末益涼太(Elements Garden)
リードボーカルとの重なりに注意
一番気を付けたいのは曲調が変わる部分です。
上の歌詞で「しゅわしゅわ」と「あーちちちちちのちー」は前の歌詞と重なります。
「しゅわしゅわ」の入りはリードボーカルの「パチパチ」の二回目の”チ”と同時にコールを入れます。
次に「あーちちちちちのちー」はメロディーが重なるのでつられないようにしましょう。
入りは、リードボーカルが「しびれて~」を歌い終えた瞬間です。
そのままコールを続けると「あーちちちちちのちー」の”の”のところで「アツい~」がかぶさってきます。
どちらかと言うとここで難しいのはリードボーカルです。
コールは気にせず、入りをしっかり合わせることだけに注力するといいですよ!
しゅわしゅわ
氷のダイヤに揺れながら そっと小さな fu,fu!
泡を fu,fu!
弾ませてる ワクワク!
出典: しゅわりん☆どり~みん/作詞:織田あすか(Elements Garden) 作曲:末益涼太(Elements Garden)
リズムを数える
サビの一歩手前。
徐々にボルテージが上昇し、走りがちになるところなのでしっかりとリズムに合わせましょう!
「fu,fu!」はタイミングが取りやすいので特に問題ないでしょう。
のりのりでコールしましょう。
問題は「ワクワク」の入りです。
リードボーカルの「弾ませてる」の”る”と同時にコールを掛けます。
完全に裏メロなのでしっかりと音程を保ちましょう。
キモチがあふれて
不思議と とてもドキドキで甘くなるの…
しゅわしゅわ!
どり☆どり~みん yeah!
出典: しゅわりん☆どり~みん/作詞:織田あすか(Elements Garden) 作曲:末益涼太(Elements Garden)
コールは慌てない
いよいよサビです。
ここはコールとリードボーカルが一体となる最高の見せ場です。
今まで裏方だったコールがメロディーを歌うのです。
リードボーカルと呼吸を合わせて「しゅわしゅわ! どり、どりーみん yeah!」の部分を歌いましょう。
コール側はこの時点でかなり心臓が早鐘を打っていることでしょう。
頭の中で”拍”を数えながら、「甘くなるの」とリードボーカルが歌うのをしっかりと聴いてからクライマックスに入ります。
ここで先走ってしまう虞(おそれ)がある方はきちんとリズムを数える練習をするとうまくいきますよ!
ここまで完璧にコールを唱えられたら、カタルシスを得られることでしょう。
歌詞にひらがなを多用
あくまでPastel*Palettesは10歳前後の想定です。
歌詞も普通なら漢字で書くような「まほうのじかんは」や「なぞなぞじかんは」はひらがなになっています。
小学生でも理解できるように優しい歌詞になっている点が他の曲と一線を画しています。
ある小学校の先生は一年生を教えていると漢字を忘れてしまうそうです。
しかし、それは小学生の視点で世界を眺めている証左でもあります。
漢字をあえてひらがなにすることで小学生らしさを強調しています。
もし、本のタイトルに普通なら漢字で書くところをひらがなで書いていたら、小学生が登場すると思っていいでしょう。
ひらがなで共感しやすく
歌にしろ本にしろ今の自分の年齢と同じぐらいの登場人物がいる方が共感を得やすいものです。
同時に物語や歌に感情移入しやすくなります。
それが一人称の視点で描き出されていれば、より世界に埋没できることでしょう。
こうした小学生目線での歌詞は敬服に値します。
ぜひ、子供を理解したいときはひらがなで接してみて下さいね!
オノマトペが豊富な歌詞
「るんるん」や「チクチク」、「ワクワク」という言葉の表現をオノマトペと言います。
子供にとっては「愉快だね」と言われるより、「ワクワクするね」と言われた方がすっと入ってきます。
日本語は他の言語に比べてオノマトペ(擬音語、擬態語)が豊富な言語です。
「るんるん」は楽しい様子、「チクチク」は小さな刺激を現します。