浜田省吾「もうひとつの土曜日」有名アーティストもカバーした名曲の歌詞の意味に感動！？

「もう一つの土曜日」は、1985年5月22日にリリースされたシングル「LONELY-愛という約束事」のB面に収録されていた楽曲です。表題曲も愛について歌うバラードで、オリコン週間ランキング16位を獲得しました。

再リリース盤の時には、両A面シングルと変更したほど「もう一つの土曜日」は、浜田省吾の代表的なバラードの一つといわれており、多くのアーティストがカバーしていることでも有名ですよね。

この曲の魅力は、メロディや浜田省吾の声もありますが、なんといっても”歌詞”が素晴らしいことです。

浜田省吾も言葉をとても大切にしており、きっちりと言葉を伝えることを重視して歌っているので、特にバラードではその魅力が十二分に発揮されますよね！

なんと、JOYSOUNDが発表している浜田省吾の人気曲ランキングでは「悲しみは雪のように」ではなく、この「もうひとつの土曜日」が１位を獲得しているんですよ。（2017年10月現在）

「もうひとつの土曜日」は、浜田省吾が初めてオリコン1位を獲得した2枚組アルバム「J.BOY」のDISC1の12曲目にも収録されています。

このアルバムは他にもセルフカバーとなる「滑走路-夕景」や、ライブで毎回披露するタイトル曲「J.BOY」なども収録されていますよ。

ちなみに、「J.BOY」リリースから30周年の記念に限定で生産された「”J.BOY” 30th Anniversaary Box/Edition」には、コンサートツアー「ON THE ROAD'86 "I'm a J.BOY"」が収録されたライブDVDがついていて、「もうひとつの土曜日」も披露しています。

「J.BOY」とは、浜田省吾の造語で「Japanese Boy」という意味があるそうです。

ではまず「もうひとつの土曜日」をカバーしたアーティストをご紹介しましょう。

この中で注目どころといえば、2010年にカバーしたコブクロではないでしょうか。

コブクロもバラードがとても映えるアーティストですが、やっぱり二人のハモリが曲に奥行きを出していて優しく魅力的ですね。「ALL COVERS BEST」には尾崎豊の「I LOVE YOU」なども収録されているので結構おすすめです。

あと、CDでは出していませんが魂リクで福山雅治が何度かカバーしていましたね。

go!go!vanillasは、2014年にメジャーデビューを果たした若い世代ですが、そのシングルすべてのカップリングで懐かしい楽曲を取り込んでいるロックバンドです。「もうひとつの土曜日」以外にも吉田拓郎の「となりの町のお嬢さん」や泉谷しげるの「春夏秋冬」なども披露していますね。

また、女性アーティストの中森明菜が歌ったこの曲は、かなり艶っぽくて同じ曲には聞こえないくらいでした。

いろんな「もうひとつの土曜日」を聴いてみてください。それぞれのカラーで曲がこんなにも変わるものなのかと、改めてカバーの凄さを体験できますよ！