この曲の人間関係をまず見ていきましょう。
曲の主人公の男性には、ひそかに好きな女性がいます。それが、今はまだ友達でしかない”君”です。しかし、”君”にはすでに付き合っている男性がいることが分かります。
もし、幸せに暮らしているなら仕方がないと思えますが、男性はダメな男のようで、”君”をほったらかしにしたままであまり会えないのでしょう。
泣いていただろう君の目元の腫れを見て”君”がつらい思いをしていることを感じています。
今、僕と話している間は笑っているけど、電車で一人ぼっちのアパートへ返り、ほんのちょっとだけ一緒に居られる時間を生きる糧にしているのですね。
もう 彼のことは忘れてしまえよ
まだ君は若く その頬の涙
乾かせる誰かが この街のどこかで
君のことを待ち続けてる
出典: https://twitter.com/nyanpyp/status/481735275668713472
振り向いて
探して
出典: http://www.littleoslo.com/lyj/home/gogovanillas-%E3%82%82%E3%81%86%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%81%A4%E3%81%AE%E5%9C%9F%E6%9B%9C%E6%97%A5-%E6%AD%8C%E8%A9%9E-pv/
きっと、”君”が彼を好きになったのでしょう。それでも、君がつらい思いをするのが耐えられなくて、「忘れてしまえばいいのに」ともどかしい気持ちになっていることが分かります。
君の涙を乾かせる誰かがいるんだから。
この「誰か」は、きっと自分自身のことでしょう。
だからこそ、ここにいることを見てほしいと歌っています。
僕が覚悟を決めた瞬間
君を想う時 喜びと悲しみ
ふたつの想いに 揺れ動いている
君を裁こうとするその心が
時におれを傷つけてしまう
今夜町に出よう 友達に借りた
オンボロ車で 海まで走ろう
この週末の夜は おれにくれないか?
たとえ最初で最後の夜でも
出典: https://twitter.com/nyanpyp/status/481735275668713472
真直ぐに
見つめて
出典: http://www.littleoslo.com/lyj/home/gogovanillas-%E3%82%82%E3%81%86%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%81%A4%E3%81%AE%E5%9C%9F%E6%9B%9C%E6%97%A5-%E6%AD%8C%E8%A9%9E-pv/
好きな人のことを考えると、気持ちはうれしくなりますよね。でも、君はすでに手に入れられない存在であり、好きな人のこと苦しんでいることを考えると悲しさも溢れてきてしまうのです。
そしてそんな男を選ぶ君に対して、腹立たしさも感じているのでしょう。
君がこのまま、悲しい週末を迎えるのなら、「その時間を僕にくれないか」と提案をします。
最初で最後の夜ということは、ここで主人公にとって覚悟を決めたドライブだということが分かりますね。
君の隣にずっといたい
子供の頃 君が夢見ていたもの
叶えることなど出来ないかもしれない
ただいつも傍にいて手をかしてあげよう
受け取って欲しいこの指輪を
受け取って欲しいこの心を
出典: https://twitter.com/hxc_n/status/891420114158878720
主人公が決めた覚悟。それは、君にプロポーズをする覚悟ですね。
小さい頃から一緒だったからこそ、恋愛感情にはならなかったのかもしれませんが、ここではっきりと想いを伝えます。
君のために側にいてあげるからと女性にとってはうれしい言葉ですよね。
この告白がどういう結果になるかはわかりませんが、幸せになってほしいと願ってしまう楽曲ですね。
まとめ
いかがでしたか?
バラードの場合は、言葉数がすくなってしまうのですが、それでもストーリーも主人公たちの心情さえもイメージできる歌詞は浜田省吾にしか書けないものだと思います。
自分が好きだからではなく、君を救いたいという気持ちも込められた優しい曲なので、ぜひ好きな人と一緒に聴いてください。
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