ここからは振り切った感じもしますね。

「Hate(嫌い)」も「Love(愛)」もちょうだい…。

つまり自分を「痛めつける行為」も「愛する行為」も欲しいということ。

全部受け入れて更にのめり込んで、でも君は手に入りきらない。

もうこの迷宮から抜け出すことはできない。

深みにハマり込んで曲は終わりを迎えます。

MVと歌詞の内容が逆転している?

【sweeToxic/SuG】テーマは「監禁」と「緊縛」って本当?!歌詞に込められた真の意味を解説の画像

歌詞を読み進めるうちに『あること』に気づいた人も多いかもしれません。

MVでは武瑠…つまり男性側が優位で、女性側が監禁状態でしたね?

でも歌詞では逆に男性側が縛られ虐げられている印象を受けました。

「あれ、逆じゃない?」

最初筆者はそう思いました。

つまりMVでは現実と逆転している「夢」を見ていたということになります。

だから夢オチだったのですね!

願望が夢に出たからこそ、あんなに過激な演出だったということでしょうか。

トリッキーな設定が面白いですね。

歌詞を深く読み進め、MVをしっかり見た人のみに伝わる演出。

ファンへのサービスの精神が強い印象をうけました。

しかも、カッコいい「オレオレ」な演出を夢オチで終わらせるあたりが、気取っていなくて素敵です。

最後に

【sweeToxic/SuG】テーマは「監禁」と「緊縛」って本当?!歌詞に込められた真の意味を解説の画像

今回ご紹介した「sweeToxic」はいかがでしたか?

ヴィジュアル系らしいディープなテーマを見事にSuG色に染め上げていましたね!

素敵なルックスに目が向きがちなSuGですが、歌詞の世界観、サウンド、演出、全てにこだわっています。

どれをとっても完成度の高い作品だったのではないでしょうか。

惜しくも2017年末に解散してしまったSuGですが、10年もの活動期間の中で数々の名曲が生まれました。

今回は最後に彼らの楽曲を他にも紹介したいと思います。

ぜひご覧になっていただけると幸いです♪

活動休止後にリリースされた「SICK'S」は病んだ心を受け入れながらも力強く現状打破する一曲。

MVの冒頭で武瑠にコーラの点滴を打つあたりから、とってもシュールです(笑)

登場するゾンビたちのダンスも必見です!

「AGAKU」はポップさを取り払ったクールな楽曲PV

純粋にカッコいい作品に仕上がっています!

ヴィジュアル系が苦手な人でも聞きやすいのではないでしょうか。

「Love Scream Party」はポップ感が前面に出たゴテゴテ系の楽曲

昔の可愛い系の演出が楽しめますよ!

「gr8 story」はキラキラポップだけど男らしくカッコいい、キャッチ―なメロディな楽曲です。

冒頭のラップが凄くイケてますよ!

まだOTOKAKE内にはSuGの記事が無いのですが、これから増えていくかと思います。

今回は他のヴィジュアル系バンドの記事をいくつかご紹介します。

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