最後の歌詞では、ちょっぴり嬉しい内容が綴られています。

ラッパーとしてデビューし、リリースしたCDを初めてのプレゼントとして贈った時のことです。

「聴いていない」といいつつも、GADOROは知っています。

本当は、聴いただけでなく歌詞カードも読んでくれていたということを。

そんな嬉しい痕跡を、たまたま実家に帰った時に見つけたのでしょう。

それだけでうれしい気持ちが伝わってきますね。

歌詞の終盤には、飲みすぎる父を心配し、その相手をする母を案じています。

そして7行目ではちょっぴり子供としての厳しい言葉。

「楽にさせない」というのは、面倒を見ないという意味ではない気がします。

楽をさせてしまったら、長生きしないかもしれない、という不安があるのかもしれません。

可愛い子には旅させろの逆バージョン、とでもいいましょうか。

いつまでも、両親には元気でいて欲しいからこその気持ちで締めくくられているのです。

最後に

いかがでしたでしょうか。

ここまでGADOROの【背中】の歌詞を掘り下げて解説してきました。

両親への感謝や愛、そして思いやりがものすごく伝わってくる感動の1曲だったのではないでしょうか。

なかなか普段は言えないことも、ラップに込められ、真摯に伝わってきました。

ご両親が聴いたら、それこそ感謝することでしょう。

読者のみなさんは【背中】を聴いて、歌詞を読んで、何を感じたでしょうか。

私たちがここに存在する奇跡を作り出してくれたのは他でもない私たちの両親です。

そのことに感謝して、想いを伝えてみてはいかがでしょうか。

ここまでご覧いただきありがとうございました!

楽曲でGADOROを知ったという方もいるかもしれません。

そんな方にお勧めな記事をいくつか紹介して終わりにします。

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