三阪咲
令和の歌姫
SNSやYouTubeを通じて若い世代から注目を集めるシンガー、三阪咲。
この先「令和の歌姫」として日本のポップシーンを引っ張っていくであろうシンガーです。
三阪咲は幼少期からダンス・ピアノ・ギターを習い、次第に歌手を志すようになったよう。
路上ライブやライブハウスで活動をしていた彼女が一躍有名になるのは15歳、中学3年生の時です。
2019年1月に放送された音楽オーディション番組『音楽チャンプ』に出演したことがきっかけでした。
そこで抜群の歌唱力を披露した三阪咲は4000人におよぶ参加者の中から準優勝を勝ち取ります。
SNSやYouTubeで人気に
『音楽チャンプ』放送後、三阪咲は若い同世代を中心に大きく注目されることになります。
SNSやYouTubeに投稿したカバー曲の歌唱動画の再生数は急激に伸び、フォロワー数も急増。
あいみょんからエド・シーランまで数多くのカバー曲を見事に歌い上げる姿に多くの人が虜になりました。
2019年3月には自主制作1stシングル【ヒラヒラ】をリリース。
三阪咲は高校進学と共にカバー曲だけではなく、オリジナル曲を歌うようになっていきます。
【繋げ!】
『第98回全国高校サッカー選手権大会』応援歌
一躍有名となった2019年、三阪咲に大きなオファーが舞い込みます。
『第98回全国高校サッカー選手権大会』の応援歌/イメージソングの歌唱です。
『全国高校サッカー選手権大会』の応援歌/イメージソングは過去名だたるアーティストが担当してきました。
TUBE・TOKIO・コブクロ・絢香、誰もが知るアーティストばかりです。
この三阪咲の大抜擢は過去に例を見ない異例ずくしのものとなりました。
自主制作のシングルはリリースしていたものの、正式にCDデビューしていないアーティストが起用されたこと。
そのアーティストが16歳の高校1年生であること。
さらに「応援歌」の他にもう1曲「みんなのアンセム」を歌ったことも高校サッカー史上初めてのことでした。
「みんなのアンセム」は選手たちに向けた「応援歌」に対して、選手を支える人に寄り添った歌となっています。
この記事で紹介するのは「応援歌」である【繋げ!】の方です。
「みんなのアンセム」である【We are on your side】もとても素敵な曲なので是非聴いてみてください!
同じ高校生だからこそ書ける歌詞
【繋げ!】、【We are on your side】は三阪咲自身によって作詞もされました。
選手たちと同じ高校生だからこそ書ける歌詞はとても胸に響きます。
同じ苦しみや喜びを分かち合う世代、同じ目線から歌われるからこそ言葉に真実味があるのです。
この記事ではそんな【繋げ!】の歌詞を解釈していきたいと思います!
努力と仲間
見つめ返す 僕らの努力の証
想いあえる 信じあえる 仲間がいるよ
みんなの背中が僕の支えだったんだよ
出典: 繋げ!/作詞:Saki Misaka 作曲:Ryo Oginome・Ryo Hanai・Tomoki Kiuchi
【繋げ!】は『全国高校サッカー選手権大会』に出場する選手たちに向けた応援歌です。
冒頭では選手たちの今までの努力や仲間との絆に寄り添った歌詞になっています。
暑い夏 寒い冬 乗り越えてきた
苦しくて 辛いとき 仲間がいたよ
助けてもらってばかりの 頼りない僕でごめんね
やめたいと思う そんな日もあったね
でも負けたくないから 強くなりたいと 頑張ってきたんだ
出典: 繋げ!/作詞:Saki Misaka 作曲:Ryo Oginome・Ryo Hanai・Tomoki Kiuchi
『全国高校サッカー選手権大会』は「冬の国立」とも呼ばれる全サッカー少年にとって憧れの舞台です。
並大抵の努力では県の代表として『全国高校サッカー選手権大会』のピッチに立てはしません。
毎日毎日、夏も冬も練習を重ねてきたからこその結果です。
部活をしていないクラスメイトを羨ましく思い、全て投げ出してしまいたい時もあったでしょう。
でも同じ志を持った仲間がいるから頑張れました。
夢の舞台に向かって、苦しいときも辛いときも一緒に走る仲間がいたから頑張ってこれたのです。