前作から約1年ぶりにリリースされた1曲

待望のリリースとなった楽曲『Sorry』

前作から約1年ぶりにリリースされた配信限定シングル

それが今回ご紹介する『Sorry』です。

この1年の間、他のミュージシャンへの楽曲提供などの活動をしてきた清水さん。

久しぶりに自分のために歌うことで思いを解放した、ある種のリスタートのような位置づけになるのでしょう。

そんな思いが詰まった『Sorry』歌詞の中を見ていきましょう!

では、始めます!

ストーリー仕立てのミュージックビデオにも注目!

遊園地を舞台に展開されるストーリー

時が止まった遊園地のなかで佇む、清水さんと女性。

そんなシーンで幕を開けるのが『Sorry』の世界です。

冒頭の歌詞はこのようになっています。

バカみたいだろ?

なんとなく真面目にやってみてる

君はいないのに

今更、変わったって

戻らないんだって I know

そう突然に君は消えた

意味ありげな言葉

勘繰るよ Where you are?

こんなに思い出すなんて

S### 会いたいよ

出典: Sorry/作詞:清水翔太 作曲:清水翔太

このことから、終わってしまった恋についての後悔が見て取れます。

ではなぜ「時が止まった遊園地」にいるのか。

それはおそらく、この場所が恋人との思い出の場所なのでしょう。

そしてずっと好きだった恋人と別れを告げ、時が止まってしまったことを意味しているのです。

その中で、あの時こうすればよかったという後悔が走馬灯のように心を駆け巡っています。

もう戻ることがない恋人。

その恋人との別れは主人公にとっては衝撃的なもので、その時素直になれなかった想いも吐露しています。

最後だけでも言いたかった言葉があったのです。

それがサビで繰り返し述べられています。

何十回も君を泣かせてしまったこと

そして見えない所で俺の為に頑張ってくれてたのに

気付けなかったこと

本当は最後、たった一言「ごめんな」って

言えばよかったのに

どうしてかな くだらないよな

言えなかったんだ

出典: Sorry/作詞:清水翔太 作曲:清水翔太

自分の非を認め、別れたことも仕方ないと思うところまでは整理できている。

だからせめて、最後に謝りたかったのです。

でも、強がって言えなかったという強い後悔を感じます。

しかし言うことは二度とできない状況。

これが主人公を激しく苦しめているのです。

思いを整理したくても、どうしてもそこが引っかかって精算できないという苦しみです。

思い出の場所で過去を回想して後悔に苛まれるという、切ないストーリー。

このようなストーリーで展開しているのがこのミュージックビデオということになります。

メランコリックな音色とテンポが奏でる切ない思い

エフェクトの掛かった歌声で綴られる想い

1コーラス目では、強い後悔と、そこに至る経緯が語られていました。

そこから続く2コーラス目では、どのようなことを語っているのでしょうか。

まずは主人公の心情です。

それを表しているのが次の歌詞です。

夢の中ふざけあう二人

このまま街でるなり

映画見てもいいし

Chillするのもいいし

覚めないままDreamin'

出典: Sorry/作詞:清水翔太 作曲:清水翔太

恋人と一緒にいる間、主人公はまるで夢の中にいるような感覚だったことが伺えます。

そんな幸せだった時を思い、後悔している状態。

そんな中、恋人に本当に言いたかった言葉に言及しています。

その言葉とは「ありがとう」です。

そのことに触れているのが下記の歌詞になります。

I'm sorry for all my mistakes

本当はもっと
伝えたい言葉があるんだけど

Tonight…
伝える術がないんだよ



「ありがとう」

一番伝えたいこと

そして失ってはじめて

誰より大切で何より愛してたって気付いたということ

出典: Sorry/作詞:清水翔太 作曲:清水翔太

1コーラス目の「ごめん」と「ありがとう」。

全く正反対の言葉ではありますが、どちらも主人公からすれば、心から出る素直な気持ちでした。

悪いことをしたということは素直に謝りたい。だから「ごめん」という言葉になります。

そしてそれを含めて、自分をずっと許し続けてくれていた寛大な恋人に対する「ありがとう」

この「ありがとう」が、主人公が恋人に対して今一番伝えたい言葉なのです。