たったひとつ残された花

ヨルシカ【花人局】歌詞の意味を解釈!夕焼けをじっと待つ理由は?僕にひとつ花が残された真意を深読みの画像

忘れてしまう前に花描け
今日も一人また夜が来て
誰もいない部屋で眠る
その温もり、僕に残して

馬鹿みたいに愛は花もたせ
この部屋にもまた春が来て
貴方のいない街を生きる
その温もり、僕に残して
僕にひとつ、花を残して

言葉だけをずっと待っている
夕焼けをじっと待っている

出典: 花人局/作詞:n-buna 作曲:n-buna

彼女が僕に花を残していったのは、彼女なりの優しさの現れだったはずです。

自分がいなくなることで、主人公の日々が暗くよどんだものにならないように……。

別れを選んだとはいえ、彼女もまた、主人公のことをまっすぐに愛していたのです。

大切な人がいなくなっても、変わらずに明日はやってきます。

それと同じように、長く感じる冬もいつか終わりを迎え、春がやってくるのです。

いつまでもふさぎこんでいないで、顔をあげてほしい。

そんな願いを持った彼女は、自分の身代わりのような「花」に想いを託しました。

そして主人公が顔を上げた今、その真意に気がつくのです。

まとめ

ヨルシカ【花人局】歌詞の意味を解釈!夕焼けをじっと待つ理由は?僕にひとつ花が残された真意を深読みの画像

あるカップルの「別れ」というよくある出来事を取り上げた「花人局」。

しかしそこに恨みや憎しみといった感情は存在せず、ただひたすらに静寂と悲しみが流れています

同じく大切な人を失った主人公を描く「心に穴が空いた」も、痛いほどの悲しみに溢れた曲。

まるで本当に穴が空いたかのような胸の痛みは、決して埋まることはありません。

心に負った傷や虚無感を鮮明に綴った「心に穴が空いた」。今まで謎だったエルマ側の視点で物語が繰り広げられます。今回はその歌詞の意味を徹底考察していくので、最後までお楽しみください!

また、ヨルシカの作詞作曲担当・n-bunaが歌う「Silence」にも注目です。

アニメの世界観を映し出しながら、横にいる大切な人を守りたいと願う純粋無垢な歌詞

自分にとっての大切な人を思い浮かべれば、曲の世界に引き込まれること間違いありません。

全英詞で綴られたn-bunaの『Silence』には独特の静寂が流れています。その中で静かにやりとりをする二人。一体どのような関係なのでしょうか。ただ翻訳しただけでは分からない!『Silence』の深い意味を解説します!

日常の中の些細な出来事からも、流れる感情の起伏を読み取って歌にするヨルシカ

心の痛みに注目しがちな「別れ」の中にも、主人公たち2人の感情が色濃く描かれています。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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