Age Factoryの新曲「GOLD」の特徴
今回ご紹介するのは、奈良出身・在住の3人組バンドAge Factoryの2ndアルバム「GOLD」です!
2014年12月にミニアルバム「手を振る」でデビューして以来、およそ4年ぶりのアルバムとなりました。
さて、アルバムタイトルの「GOLD」、黄金といえばどんなイメージを思い浮かべますか?
ゴールドカード、金の延べ棒……そんなゴージャスなイメージがあるかもしれません。
ですが、Age Factoryの「GOLD」で表現されているのは、黄金のように輝く意志なんですね。
あまりネタバレになるといけないので詳しく書けませんが、「意志の力」は「GOLD」の重要なテーマです。
アルバム表題曲「GOLD」に迫る!
まずは、アルバムタイトルであり表題曲でもある1曲目の「GOLD」を詳しく紹介していきます。
繰り返しになりますが、「GOLD」はAge Factoryの意志を描いた楽曲です。
言い換えれば、作詞作曲を手がけたAge Factoryの中心メンバー・清水エイスケの心の世界です。
そして「GOLD」で特徴的なのは、地下神殿を舞台とするMVです!
地下神殿なんてまるでファンタジーのようですが、一体どういうことでしょうか?
早速「GOLD」のMVを見ていきましょう。
神秘的!「GOLD」のMV
Age Factoryの「GOLD」のMVは、3人が地下神殿のような場所で演奏する場面から始まります。
走り、跳ぶ
叫ぶように歌いながらギターを弾く、Age Factoryの清水エイスケ。
演奏する3人の姿の合間に、走る人物の姿が映ります。
走る人は、歌詞でも表現されている「輝いた私」を意味しているんですね。
それにしても、この地下神殿のような場所、本当に神秘的ですね!
大きな柱がいくつも並び、神々しい光が差し込む……。
「GOLD」という曲にぴったりの場所です。
走る男が見つけるものとは?
「GOLD」のMVでは、走っている人物……清水エイスケ自身の姿が特に印象的ですね。
何度でも言います。暗い地下神殿を走る男の姿は、彼の意志の強さを表現しているのです。
背景がなく、余計な人物も登場しないからこそ、よりメッセージ性が強まっていると言えるでしょう。
走る男とAge Factoryが交互に映し出されるからこそ、双方の印象が引き立つとも考えられますね。
そして「GOLD」のMVで要注目なのは、暗闇に差す光です。
最初のうちは白い光がほのかにあたりを照らしているだけですが……。
MVの2分14秒から、「GOLD」というタイトルにふさわしい金色の光が画面いっぱいに広がります!
金色の光をバックに、強い意志を持って演奏し続けるAge Factoryの3人。
Age Factoryにとっての「GOLD」とは、お金でもゴールドのアクセサリーでもなく、音楽をできる喜びなのかもしれませんね。
広い世界へ!
そして、走る男は地下神殿を飛び出して、広い世界へと向かいます。
雲間から差す光は、この世界で生きることの素晴らしさを物語っていますね。
「GOLD」の余韻が残る中で現れるこの風景は、Age Factoryの3人の清々しい気持ちを表現しています。
ロケ地は〇〇。あの特撮にも登場
ところで、ちょっと本題から離れますが、Age Factoryの「GOLD」が撮影された場所はどこでしょうか?
まるで神殿のような場所ですから、ギリシャかイタリアのようでもありますが……。
実は「GOLD」のロケ地は日本です。しかも東京からすぐ行けちゃう埼玉県なんです!