「裏の裏」ってどんな楽曲?

パスピエ5thシングル

【裏の裏/パスピエ】歌詞解説!アニメ『境界のRINNE』の世界を表現した歌詞の意味とは?の画像

4ピースロックバンドパスピエが2015年に発売した5thシングル「裏の裏」です。

作曲はキーボードでありバンド結成のきっかけとなった成田ハネダが担当。

作詞は他の楽曲と同様にボーカルの大胡田なつきが手がけています。

この楽曲の制作秘話について語っているインタビューがあったので、その一部をご紹介したいと思います。

この曲、実は原形がインディーデビュー前からあったんです。「それを今のパスピエだったらどうアレンジできるかな?」って作っていったのが今回の形ですね。

出典: http://music.emtg.jp/special/20150706008569ff9

意外にも楽曲の原形自体は元からあったんですね。

パスピエがインディーズとして活動してたのは2009年から2012年

「裏の裏」が発売されたのは2015年なので、5年以上前から温められていた楽曲のようです。

評論家からも高く評価される1曲

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クラシックや絵画の印象派から大きな影響を受けており、音楽性にもそれが反映されているパスピエの音楽。

楽曲ごとに様々なアプローチを試みていることもあって、業界でも注目を集めています。

発売当時、音楽雑誌では次のように評価されていました。

これまでの活動で彼らが獲得してきたバンド感を前面に押し出した楽曲。"MATATABISTEP"の流れをくむド派手なキーボードが鳴り響くイントロ、うねるベースが引っ張る1番Aメロ、4つ打ちのバスドラとハットの上で裏メロが主旋律に絡むサビ、ギターが"ガッ"と前に出てくる2番Aメロ、一旦勢いを落としてヴォーカルの見せ場をつくる大サビと主役が絶えず入れ替わるこのダイナミックなこの曲

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/裏の裏

タイアップがついた楽曲ということで、より多くの人に聴かれるという想定で曲作りをしたのかもしれません。

バンドらしさを意識したサウンドと、大胡田なつきの独特な言葉遊びが融合し、独特な雰囲気となっています。

タイアップをきっかけにパスピエを知った人に、強烈な印象を残すことになったのではないでしょうか。

アニメ「境界のRINNE」タイアップ曲

後期OPテーマ曲

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「裏の裏」についたタイアップはNHK Eテレで放送されたアニメ「境界のRINNE」の後期OPテーマ曲です。

アニメは2018年現在、第3シリーズまで制作されています。

「裏の裏」が使われていたのは2015年放送の第1シリーズ、第14話から第25話までです。

2度目のタイアップ

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パスピエにとって「裏の裏」は2度目のアニメタイアップ楽曲です。

1度目はひとつ前のシングル「トキノワ」

この楽曲は同じくアニメ「境界のRINNE」第1シーズンの前期EDテーマ曲として使用されました。

つまり、第1シーズンの前期ではEDで、後期ではOPでパスピエの楽曲が流れていたんですね。

「トキノワ」も見事に作品の世界観とマッチしている楽曲でした。

だからこそ、後期のOPテーマ曲制作のオファーがあったのかもしれません。

「境界のRINNE」ってどんな作品?

この世とあの世の境界