KANA-BOONの楽曲「なんでもねだり」について
ではまず初めに、今回紹介するKANA-BOONの曲である「なんでもねだり」についてお話ししていきます。
「なんでもねだり」は、KANA-BOONの中でも通算6枚目となるシングル曲で2015年5月13日にリリースされた曲です。
この曲は、前作のシングルである「シルエット」から実に半年ぶりのリリースとなりました。
「なんでもねだり」は資生堂「アネッサ」のCMソングとして抜擢され、この曲がKANA-BOON史上初となるCM曲となっています。
この曲はPVにも注目で、PV内ではメンバーが学ラン姿で撮影され、KANA-BOONの中でも初の振り付けによるダンスが披露されています。
実際にこの曲はオリコンチャート・ランキングにもランクインしており、2015年5月19日付けの週間オリコンチャート・ランキングでは初登場にして9位、そしてメジャー3枚目となる「フルドライブ」以来3作ぶりにトップ10入りを果たしました。
KANA-BOONの楽曲「ないものねだり」との違いは?
そんな「なんでもねだり」ですが、実は過去にKANA-BOONは「ないものねだり」をリリースしています。
ここで見てもわかるように、曲名が似ていますよね。
ではこの「なんでもねだり」と「ないものねだり」には、何か関係があるのでしょうか。
これについては特に深い関係はありません!
しかし、「ないものねだり」の曲をアレンジしてCM曲用に作ったという噂も広がっています。
実際のところはわかっていませんが、今後「なんでもねだり」と「ないものねだり」との関係が明らかになる時が来るかもしれませんね。
「なんでもねだり」の歌詞を紐解く
では、ここからは実際にこの「なんでもねだり」の歌詞を紐解いていきましょう。
触れただけで溶けそうだ
甘い甘いアイスクリームのよう
触れただけで溶けそうだ
白い白い素肌が透けるようだ
まるで今朝のミルクみたい
出典: なんでもねだり/作詞:谷口鮪 作曲:谷口鮪
まずはこちらの歌詞から見ていきましょう。
これは「なんでもねだり」の中でも一番初めの歌詞ですが、ここでは彼女を今朝のミルクのようだと表現していることがわかります。
少し比喩的な表現ですが、この歌詞を彼女で当てはめてみると歌詞の意味がわかりやすくなりますね。
なので歌詞の意味としては、"君はまるで甘いアイスクリームのようで、肌が透き通るように真っ白だね。そんな君は今朝のミルクのようだよ"というようになります。
わがままな君が好きさ
もう両手いっぱい
ハイヒールとバッグと人気のタルトと、まだあるの?
あれがほしい、これがほしい
わがままな君に見とれてる
あれがほしい、それもほしい
わがままな君が好きさ
出典: なんでもねだり/作詞:谷口鮪 作曲:谷口鮪
次に、こちらの歌詞を見ていきましょう。
ここでは、曲中の"君"が何でもねだってくることに対する気持ちが歌詞で表現されています。
なので歌詞の意味は、"ハイヒールとバッグと、タルト…もう両手がいっぱいだよ。でも、そんなあれも欲しい、これも欲しいという君が好きなんだ"というようになります。
わがままな君は止まらない
何がほしい?何がほしい?
わがままな君の為なら
なにもかも買ってあげる
ダイヤとかプールは無理だけど
何食べたい?って聞いたら和食って言ったよね
予約もしたのに、イタリアンがいいって
あー、手が焼ける
あれが見たい、これを着たい
わがままな君は止まらない
出典: なんでもねだり/作詞:谷口鮪 作曲:谷口鮪
ここでは、わがままな"君"のおねだりに対する心の声が歌詞で表現されています。
歌詞を見ても、まるでその場に居てるかのようなイメージができるのがこの歌詞のすごいところですよね。
また歌詞の意味としては、この歌詞の通り"わがままな君だけど、全部受け止めるよ"というようになります。