ジェジュン【Defiance】MVの意味を徹底解説！傍若無人な男は何のために戦う？！

fiance（フィアンセ）は婚約者ですが、「Defiance」は抵抗、反逆を表します。

MV「Defiance」では追手から逃げるジェジュンが描かれています。

そのためリズムも十六ビートのアップテンポになっているのです。

みなさんも百人のゾンビが襲ってきたら、心臓がバクバクするでしょう。

そんな心理状態を歌やリズムで表現しているのです。

しかも女性をかばいながら。

逃げるときに誰かをかばうのは予想以上に大変です。

油断したスキにあっさりとさらわれてしまいます。

女性に武術の心得があればいいですが、全くない場合は負担となります。

逃亡するジェジュンには自分だけでなく女性も守る使命が課されているのです。

ジェジュンファンもいればアニメファンもいる「Defiance」。

曲はテレビアニメ「ゾイドワイルド」のオープニングテーマにもなっています。

アニメ「ゾイドワイルド」は野生（ワイルド）の動物をメカにしたアニメです。

クワガタや虎を模したメカがテーマです。

ヒトがそのメカ（ゾイド）に乗って活躍します。

男の子向けの番組で朝の六時半から放送（TBS系列）されています。

主人公アラシとデスメタル一味との死闘を描いたアニメ。

そのアラシをサポートするのがシュプリーム団です。

影に日向にアラシを支えます。

ゾイドや生き物に興味がある読者は見てみるといいでしょう。

ゾイドを通して節足動物の仕組みがよくわかります。

炎上する車から抜け出すジェジュン。

金髪に黒のジャンパーです。

これが現代版。

そして黒髪にバンダナで波打ち際を歩くジェジュン。

これがファンタジー版です。

MVではこの二人のジェジュンが交互に登場します。

歌手が韓国のジェジュンなのでMVに力を入れています。

日本のアーティストは曲の延長でMVを作ります。

しかし韓国のアーティストはMVにかなり力を入れます。

今回のジェジュンのMV「Defiance」も同様です。

ポイントはストーリー性があることです。

そこが日本のMVとの違いです。

しかも現代風とファンタジー風の衣装も別に用意しています。

韓国ミュージシャンがMVに重点を置いているのはネット社会の影響です。

CDの売り上げより動画配信による広告収益の方が有利なのです。

特に韓国は日本よりずっと無料Wi-Fiが普及しています。

外国人でも気軽に利用できます。

カフェなどはパスワードを教えてもらえれば気軽にネットができます。

それだけに動画の無料配信が一流アーティストでも普通に行われています。

現代ではスマホ、車、格闘がメインです。

ファンタジー版との共通項は女性を救い、守ること。

その二つは同じテーマです。

不在着信となったスマホを投げ捨て、救出に向かうジェジュン。

しかし待っていたのはボディガードの面々。

そう易々と目的の女性を解放させてはくれません。

ここぞとばかりに戦うジェジュン。

無事、女性を救い出すと地下の駐車場へと走ります。

車を手に入れ、猛スピードで走り抜け、追跡から逃れるのです。

波打ち際のシーンや荒れた山を登るシーンがあります。

しかし、これは演出の一環です。

女性とは連れ立って旅をしているという設定。

守るべき女性を馬に乗せ、手綱を歩いて引きます。

途中で倒れては困るからです。

現代版で車だったモノは馬になります。

ファンタジー版は刀で敵と戦うというスタイル。

武器がある分、現代版より有利な感じがします。

すると波打ち際で盗賊風情が襲ってきます。

敵は四人。

後ろに女性を隠しながら、刀を振り下ろします。

相手も刀を持っていますが、一刀両断。

瞬く間に敵を全滅させます。