星占いは信じなかった
占いなんて
そんな信じてなかった
だって 科学的根拠 何も
何もないんだもん
でも今は ちょっと
信じてみてもいいかも…
素晴らしい未来
予測できたら教えて
出典: あらかじめ語られるロマンス/作詞:秋元康 作曲:SoichiroK,Nozomu.S
ここではそんな星占いにたいして、最初は信じていなかったという主人公の気持ちが明かされています。
彼女は何故、今になって星占いを信じる気になったのでしょうか。
おそらく彼女は、星占いのおかげで「あなた」との距離が縮まったのだと考えられます。
人間というのは単純なもので、偶然にも関わらず自分にとって都合のいいことが起こると何かのおかげだと考えるものです。
彼女にとってはそれが星占いだったのでしょう。
特に恋というのは何かを信じなくてはやっていけないほど、心が惑わされてしまって混乱してしまいます。
彼女が「あなた」への想いを確かめるのには、ロマンチックな星占いが合っていたのでしょう。
星座に頼ってしまう乙女心
Look at the sky!
It’s in the 12 signs
出典: あらかじめ語られるロマンス/作詞:秋元康 作曲:SoichiroK,Nozomu.S
恋をすると、ちょっとでもいいから好きな人との繋がりを感じていたいと思うものですよね。
相性がいいとか、運命の相手だとか、確信を持てるものがないからこそ、そういうものに頼りたくなる乙女心が可愛らしく表現されていますね。
相手の気持ちやこれからの将来が分からなくてやきもきする気持ちを抑えるために、占いというものはあるのかもしれません。
主人公は「あなた」に対して、根拠のない占いに頼ってしまうほど、好意を寄せていることが分かります。
星占いを信じる理由
昔の人が
ずっと語り継いで来た
愛に溢れた歴史
ロマンティックな伝説
今を生きるみんなが
絶対 忘れないように…
すべてのことには
理由があるってことだよ
出典: あらかじめ語られるロマンス/作詞:秋元康 作曲:SoichiroK,Nozomu.S
星占いは科学的根拠がないにも関わらず、長い間愛され続けてきました。
それは夜空というものには、人々の想いを投影しやすいからなのではないでしょうか。
夜に空を見上げれば星がキラキラと輝いています。
それは古代からずっと変わりません。
星というのは誰もが見ることのできるものですが、誰も絶対に手が届かないものです。
もしかしたらその距離感というのが神秘的に思えて、ロマンティックに感じられるのではないでしょうか。
この主人公も、星占いが続いてきたことに対して「理由」を見出しています。
恋は手が届きそうで届かないからこそ、手に入れようと躍起になるのです。
星と恋というのは、とても親和性のあるものだと考えられます。
センターはこの2人
齋藤飛鳥
乃木坂46の中で一番かわいい楽曲のセンターを務めるのは圧倒的な可愛らしさで人気の”あしゅりん”こと齋藤飛鳥。
国内最高部数を記録するファッション誌「sweet」のモデルに最年少で抜擢されるなど、その可愛らしい容姿はお墨付きです。
もちろん、ダンス七福神のメンバーでもあり、見た目だけじゃないですよ!
今までにセンターを務めたのは「走れ!Bicycle」のカップリング曲「海流の島よ」、「ガールズルール」のカップリング曲「扇風機」で、今回は3度目のセンター復帰ですね。
現在では、選抜メンバーとして安定してきていますが、過去にはなかなか選抜に選ばれない時期もあり、悔しい想いをしてきた苦労人でもあります。
「あらかじめ語られるロマンス」では、次世代メンバーとして期待された星野みなみとのペア”あしゅみな”も人気ですね。
2016年には15thシングル「裸足でSummer」でセンターを担当。
その後も複数のシングルでセンターを担当しています。
齋藤飛鳥は、新たな「乃木坂46の顔」として世代交代を世間に印象付けているメンバーの1人です。
アンダーの時期を経て、これからは乃木坂46を引っ張っていくメンバーとなっていくことでしょう。
星野みなみ
乃木坂46の楽曲の中で、フロントメンバーや選抜落ちなど様々なポジションを経験した次世代メンバー・星野みなみ。
中学2年生の頃から乃木坂46に加入し、可愛い声と笑顔と甘え上手な性格で妹キャラとして人気を集めています。
「バレッタ」に収録されているカップリング曲「初恋の人を今でも」で初センターを務め、2回目のセンターとなるのがこの「あらかじめ語られるロマンス」です。
ふわふわした印象が強い星野みなみですが、かなりの努力家でも知られています。
ただちょっとめんどくさがりな所もあり、この作品以降センターにはなれていないのが気になるところですね。また、センター復帰する姿も見たいものです。
選抜メンバー
- 生田絵梨花
- 生駒里奈
- 伊藤万理華
- 堀未央奈
「あらかじめ語られるロマンス」は6人ユニットで、ほかの選抜メンバーは全員センターを経験したことがある人ばかりなんですよ。
この楽曲が人気の理由というのは、参加メンバーにもその要因があると考えられますね。
この6人に共通するのは、人気がありつつどこか個性派のメンバーという点です。
彼女たちの個性というのが、この楽曲の不思議な世界観とマッチしているのでしょう。
「あらかじめ語られるロマンス」はこの6人だからこそここまで多くの人に名曲と称されるようになったのではないでしょうか。