公式応援ソング

GLAY【流星のHowl】歌詞の意味を考察!眼差しはどう変化した?3つのstarの真意を紐解く!の画像

『流星のHowl』は、アニメ「ダイヤのA」の主題歌として有名な楽曲です。

更に、株式会社AIRDOと石屋製菓株式会社が企画した北海道応援メッセージの公式応援ソングにもなりました。

北海道出身の彼らだからこそ、地元を盛り上げるパワフルな歌が皆の心をひとつにしたのです。

どんな状況でも諦めない強さを、敗者という視点から歌いあげたからこそ多くの共感をうんだのでしょう。

TERUは『流星のHowl』が苦難を乗る超えて行く力になることを願っていました。

アーティストGLAYが、発信する応援歌を詳しく紐解いていきましょう。

絶望の眼差し

この楽曲の歌い出しは、絶望の様子からはじまります。

「ダイヤのA」の主題歌として書き下ろされた歌詞は、高校球児たちの苦難を歌い上げています。

少年たちは敗者という立場で、今を生きているのです。

出口が見えない時もある

孤独の淵に佇みながら
夢を求めてまた裏切られ
いつまで待てば出会える?
この切なさはどこまでも続く

出典: 流星のHowl/作詞:TAKURO 作曲:TERU

自分が思う通りに生きれないと感じている時、人は孤独を感じるものです。

誰にも手を差し伸べてもらえないと感じてしまうでしょう。

本来なら待つのではなく、自分から行動を起こさなくてはいけないのに。

しかし、暗闇に心が落ちた時は誰かに手を伸ばしてもらいたい、と感じるものです。

真っすぐな気持ちで頑張ってきても、裏切られることは多々あります。

時には信頼している人から、時には時代という大きなうねりから裏切られることもあるでしょう。

栄光という光に出会えるのはいつなのか、いつまで頑張ればいいのだろうと絶望しています。

まるで永遠とも思える苦境の中を生きているのでしょう。

行きつく先を見いだせないでいる様子が、切ないメロディにのせられています。

光が見守る様子

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曖昧な栄光(ひかり)は その少年を変えてく
いつか自分を誇れるまでは
挑み続けるよ Diamond Days

出典: 流星のHowl/作詞:TAKURO 作曲:TERU

確実ではない望みですが、少しの希望があるだけで少年は強くなれます。

小さいながらもその希望は力強く、少年の背中を押してくれるのです。

目の前にある光は、乗り越えられるかもしれないというわずかな望みだけといえるでしょう。

しかしわずかな望みが、絶望の淵を歩く少年を変えていきます。

少年は、後ろ向きになっている自分を恥じているのかもしれません。

いつか栄光を掴み、頑張った自分を誇りに思える時まで決してあきらめないという姿勢が伺えます。

上手くいかない日々も、必死に走り続ける時間も全てがダイヤモンドの輝きを持った時間です。

ダイヤモンドは、最も硬い物質だといわれています。

消えゆくことのない確かな時間とも解釈出来るのではないでしょうか。

その少年

出典: 流星のHowl/作詞:TAKURO 作曲:TERU

この歌詞を深読みすると「ダイアのA」の登場人物たちであり、苦難に直面している人々ともとれます。

作詞を担当したTAKUROには、様々な想いがよぎっていたはずです。

見守るという強い眼差し

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次のパートからは力強い応援歌になっていきます。

走り出すようなメロディと、見守るという強さや優しさを感じるパートです。

2つのStar

ここから全てを出し尽せ
今日が未来(あした)を変えるなら
Unlucky Star
報われぬ君の声細く 確かな事は1つだけ
You're my star

出典: 流星のHowl/作詞:TAKURO 作曲:TERU