「イッツ マイ ソウル」の概要

【イッツ マイ ソウル/関ジャニ∞】歌詞の意味を徹底解説!ツンデレ女子に惚れた男の想いにグッとくるの画像

「イッツ マイ ソウル」は関ジャニ∞が2007年にリリースしたシングル

歌詞には、女の子に思いがけず惚れてしまった男子の気持ちが歌われています。

作詞は上中丈弥さんで、「ズッコケ男道」や「無責任ヒーロー」なども手掛けている、ファンにはお馴染みの人物です。

作曲は林田健司さん。

こちらもジャニーズのみなさんとは関わりが深い方で、SMAPの「$10」「青いイナズマ」などの作曲者としても有名です。

「イッツ マイ ソウル」の歌詞をチェック!(1コーラス目)

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意外なところに惹かれる

そーでもない第一印象
メシ会でも
気が利くわけじゃーない
OH ベイビー なのに君
魚の食べ方がキレイ

出典: イッツ マイ ソウル/作詞:上中丈弥 作曲:林田健司

曲冒頭にあるのは、彼女の第一印象を語るシーン。

彼はどこかの食事の席で、この女の子と出会ったのでしょうか。

それほど気になっていたわけでもないのに、彼女に対してやけに好印象を持ってしまった主人公。

「魚の食べ方」なんていう、マニアックな部分によって相手のことを高く評価してしまいます。

そもそも魚って、骨が沢山あって食べづらいもの。

しっかりお箸を使って、丁寧に扱っていかないとぐちゃぐちゃになってしまいます。

それをこの女の子はなんともスマートに、綺麗に食べていく…。

彼は、「お箸が上手に使える」「綺麗に食べられる」という二点の背景にある、彼女の「育ちの良さ」を見抜いたようです。

きっとこの主人公はどこか古風なところがあって、「女の子ってこうあるべき」というような理想を持っているのかもしれません。

撃ち抜かれてしまった彼

いや まいった そこはツボ
ジャストミート
恋のスイッチはオン
俺弱いの そーゆーの 終日
もう君に夢中 OH ベイビー

出典: イッツ マイ ソウル/作詞:上中丈弥 作曲:林田健司

そんなわけで、この日を境に彼女のことを思い詰めてしまう彼。

「終日」という言葉から、かなり入れ込んでいることがわかります。

「ツボ」や「ジャストミート」などの言葉があるように、とにかくハートのど真ん中を撃ち抜かれてしまったようです。

男性は、外見に華があって明るい性格を持った女性に引き寄せられる、と思われがち。

それでもこの主人公のように、実はなにげない一面を観察しているものです。

それをきっかけとして相手がやけに身近な存在に感じられてしまうというのはよくあること。

彼は、この女の子との将来を思い描いているのかもしれません。

ひどい扱いにもくじけない

君のために生きようか
惚れたもんだから仕方ない
例え俺が二番手でも
ララララララ
まっそりゃしょうがない
2時間の待ちぼうけ
それぐらいは良しとしよう
とどめさす ドタキャンも
しょげたりしなーい
追いかける
イッツ マイ ソウル

出典: イッツ マイ ソウル/作詞:上中丈弥 作曲:林田健司

ここがサビにあたる部分。

どうやら、彼は片想いをしているようです。

彼女の中でこの主人公は「二番手」のようで、それでも「仕方ない」と割り切る彼はたくましく見えます。

例え彼女が待ち合わせに遅れてきても、当日になって急に来れなくなっても、あきらめることはありません。

「2時間」を「それぐらい」と言ってしまうあたりに、彼の想いの深さが現れています。

「イッツ マイ ソウル」のセリフは、意訳すれば「これが俺ってもんだよ」とうような内容となります。

好きな相手を前にすると、どんなことが起きても許してしまう。

「そんな自分がたまらなく情けないけど、たまらなく好きだ」という、男子の悲哀が込められています。

この「格好悪いけど一生懸命」という男子像を持った歌詞関ジャニ∞の専売特許のようなもの。

同じく上中丈弥さんによるものですが、前述の「ズッコケ男道」「無責任ヒーロー」の歌詞も同じような作風です。

「遠くて手が届かない存在」としてのアイドルではなく、「クラスの男子のように身近な存在」としてのアイドル

それこそが、彼らが切り開いた新たなアイドルとしての形なのかもしれません。

「イッツ マイ ソウル」の歌詞をチェック!(2コーラス目)

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ちょっと強がる彼

内輪では最下位だった君
まっ今もそれほど
可愛いってわけじゃーない
OH ベイビー さらに君
優しさって言う
感情も薄くない?

出典: イッツ マイ ソウル/作詞:上中丈弥 作曲:林田健司

「あの女子たちの中で誰が一番可愛いと思う?」なんていう話題は年頃の男子につきもの。

そんな時においても、この相手の女の子はどうにもみんなからの評価が低いようです。

ここで彼が漏らす「今もそれほど」の言葉は、少し強がりのように見えます。

本当はすごく好きなくせに、みんなが「それほどでもない」という女子にそこまで惚れこんでいるのはくやしい。

そんな風にちょっとだけ強がる彼が愛くるしいです。

ちょうどその頃、彼女からもちょっと冷たい態度を取られて、すねてしまっている彼が居ます。

庶民的なところが好き