実話をもとにした失恋ソング
SHIROSE、NIKKI,、GASHIMAの3人で結成されているバンド、WHITE JAM。
バンド活動を行う一方で、他のアーティストやグループへの楽曲提供を行っていることでも有名なバンドです。
今回は、そんなWHITE JAMの楽曲「9つも離れた君との恋」について紹介していきます。
この楽曲の最大の特徴は「恋人へ実際に送ったLINEの内容をそのまま歌詞にしている」という点。
恋人と別れる際、SHIROSEが送った文章が歌詞になっているのです。
恋人に対する感謝や後悔。
そんな思いがたくさん詰まった、とてもリアリティのある失恋ソングといえるでしょう。
スタイリッシュなMVにも注目!
とてもスタイリッシュでお洒落な「9つも離れた君との恋」のMVも必見です。
東京の夜景を映し出したスクリーンをバックに歌うSHIROSEの姿。
高音ボイスで繊細に歌われる言葉の数々。
MVを見た人からは「この曲にハマった」「歌が上手い!」といった高評価のコメントが、たくさん寄せられています。
「9つも離れた君との恋」のMVは、上記の動画からチェックすることができるので、
またチェックできていない人は、ぜひ見てみてくださいね!
恋人への思いが溢れている歌詞を解説!
歳が離れた恋人と付き合っていたけど、結局考え方が合わなくて別れを切り出されてしまった。
「9つも離れた君との恋」では、そんな切ない失恋の物語を描いています。
一体どのような恋の終わりを迎えてしまったのか。
その内容を詳しく解説していきます。
1番の歌詞
なぜ2人の恋は「クイズ」のようだったの?
9つも離れた君との恋は
クイズみたいに難しくて
一体、こんな長文をどんな顔で打ってくれたんだろって。
でも一緒にいる時間キツそだなって、2年前からなんとなくわかってた!
君は俺に何考えてるかわかんないっていうけど
俺は君が何を考えてるかわからなかったよ。
出典: 9つも離れた君との恋/作詞:SHIROSE 作曲:SHIROSE
9つも歳が離れていると、ジェネレーションギャップなども多少はあるはず。
なので、考え方が微妙に違ってしまう可能性は大いにありますよね。
(歳が近いのに考え方が合わないこともありますが…。)
相手の考え方が分からなくて、何が"相手にとっての正解"なのか迷ってしまう。
そんな気持ちを表したくて「クイズ」という言葉を使っているのだと思います。
「こんな長文」といっているので、最初に恋人の方から別れを切り出すメッセージを送ったのでしょう。
「2年前」というのは、恐らく2人が付き合い始めた頃のこと。
その時からすでに違和感を感じていたようです。
今まで思っていたこと
一番わからなかったこと
好きとかいうくせに俺のこと苦手そう
一番嬉しかったこと
話聞いてくれてありがとうって言ってくれた新宿
二番目に嬉しかったこと
ニュースで見る君の活躍
こないだの事
遅くに行ってごめん、これからは早く寝て
出典: 9つも離れた君との恋/作詞:SHIROSE 作曲:SHIROSE
今まで思っていたことを、恋人に正直に打ち明けていますね。
苦手そうではあるものの「好き」といってくれたり、助けられた時は感謝を伝えていた恋人。
それなりにSHIROSEのことを愛していたから、このような行動をとっていたのでしょう。
そして「ニュースで見る君の活躍」という歌詞がありますね。
ということは、別れた恋人は有名人であることが分かります。
別れ話が出る前、遅い時間に恋人のところへ行っていたSHIROSE。
そのことをきちんと謝って「これからは早く寝て」と気遣えるところもカッコイイですね!
新しい彼氏ができた恋人
I’ll follow you 超楽しかったよ
これからは好きな人と、幸せになってね。
I’ll follow you 俺こそ、会うのは遠慮する。
でもこんな長文はじめて打ってくれて嬉しかった
出典: 9つも離れた君との恋/作詞:SHIROSE 作曲:SHIROSE