良い悪りぃも込みで Good life
いっぱい喧嘩もしたぜ Good bye
次の日にはWhat's up 笑い合い
俺らいつまで経ってもずっとデカいガキ
思う誇りに 最高の居心地 音の木登り
もっと高くまで 宇宙までぐらい 眺めのいい
囲うディナー シャンパンで今夜も祝う

出典: GOOD LIFE/作詞:CRAZYBOY, ANARCHY, SWAY 作曲:Chaki Zulu

「GOOD LIFE」の余裕のようなものがこのラインにあふれています。

長閑ささえ漂う歌詞になっているのです。

ここでは日本ではまだ馴染みが薄いパーティー文化について語ります。

誰とも友だちであった子どものような感性を大切にしようとも歌うのです。

パーティーは誘える友人がいないと始まりません。

どちらも条件が揃ってこそパーティーを楽しめるのです。

豪華なディナーやシャンパンでの祝杯。

私たちは一年でどれくらいの頻度でパーティーを楽しめるでしょうか。

毎週末に予定があるという方もいらっしゃるでしょう。

しかし多くの人は一年に一、二回くらいしか豪華なパーティーをしていません。

それでも人生をよりよくしたいのならば積極的にパーティーを行いましょう

週末は娯楽と休息というものでリフレッシュして、週の始まりにまた実社会に戻ってゆくのが理想です。

散々、登場した「high」という表現を日本語で表します。

宇宙に届くまでの高さというのは天井知らずの歓びを表現するのです。

パーティー文化を楽しめるくらいの経済的余裕は欲しいでしょう。

その経済的な裏付けが「GOOD LIFE」を可能にするのですから。

公式MVからのヒント

やっぱ仲間が100倍いい
馬鹿騒ぎ 朝まで 乾杯 Chill
ボリューム上げな Boombox
もっと騒ごう いないあいつの分も Ya know?

出典: GOOD LIFE/作詞:CRAZYBOY, ANARCHY, SWAY 作曲:Chaki Zulu

クルーへの信頼で絆を確かめ合うのです。

気のおけない仲間とのパーティーは果てしなく続きます

ずっとこのときが続いてくれたらいいなと願うものです。

実際にパーティーは夜明けまで続くでしょう。

とはいえ朝がくれば終わりを告げてしまうものでもあります。

刹那な時間でしか楽しみは続きません。

だからこそいまを存分に楽しもうという気分になるものです。

どんちゃん騒ぎは続くのですが少し気になるラインに気付くでしょう。

ここにいない彼の分も楽しもうぜという箇所です。

MIGHTY WARRIORSの「GOOD LIFE」の公式MVがヒントになるでしょう。

当然にドラマ「HiGH&LOW」の設定を引き継いだものです。

この公式MVは贅沢に作られた作品に仕上がっていて映像美も素晴らしいもの。

そこではドラマ同様にチーム同士の抗争のシーンが挿入されるのです。

いまここにいない彼は何らかの事情で生命を落とした人物でしょう。

そう思うとこの箇所だけはある種の翳りのようなものを感じさせます。

公式MVはこのページからリンクを貼りましたのでぜひご覧ください。

仲間の大切さが伝わってくる最高のクリップです。

最後に ハングリーでいこう

This is good life
We got good life
Wake up wake up wake up to the good life

Hey Hey Hey Oh Hey
Let me see your hands
Let me see your hands
Hey Hey Hey Oh Hey
We run and we run and we run and we die

出典: GOOD LIFE/作詞:CRAZYBOY, ANARCHY, SWAY 作曲:Chaki Zulu

いよいよクライマックスの歌詞になります。

間にリフレインが挟まれますが繰り返しですので割愛しました。

このクライマックスも同様にリフレインです。

しかしラストですから総論として改めて解釈してゆきましょう。

「GOOD LIFE」を追い求めるあくなき執着心が描かれます。

英文ですので大事な箇所だけ意訳しましょう。

「俺たちは幸福な人生を送っているよ

ずっとそいつを求め続けているさ

ヘイ

君の両手を見せてよ

ヘイ

俺たちは走り続けて死にゆくだけなのさ」

「Hey」というのは主に親しい仲間同士の呼びかけに用いられます。

日本語だと「よう!」というような気さくなかけ声です。

仲間たちとの距離の近さを改めて浮き彫りにします。

クライマックスに至るまで仲間との友情の蓄積を描ききっていました。

冒頭こそ恋愛関係を歌っていたものの、いまや仲間との関係の方が重要に思えるでしょう。

そうなると「We」、つまり俺たちの意味も変わってきます。

君と俺のふたりでというニュアンスを超えてきたのです。

ここではMIGHTY WARRIORSはどう生きるかが描かれます。

彼らの人生に必要なものは何でしょうか。

それは自分たちの幸福の追求のために日々を充実させるハングリー精神ではないかと思います。

がっついて生きることは見ていて不憫でたまらない。

そんなネガティヴな意見を持つ人もいるでしょう。

むしろそうした人たちの方がいまの日本社会では大多数です。

しかしこうした意見の持ち主こそが社会を停滞させてはいないかを問う必要があります。

資本主義の原動力は欲望であることを再び思い出してください。

欲望を枯らしてしまうと社会は発展しません。

あくなき欲望に突き動かされてでも幸福を追求するエネルギーこそがいま本当に求められているのです。

MIGHTY WARRIORSが人生を開拓する姿からは多くの教訓を得られます。

彼らと同じくらいの熱さをもう一度甦らせて「GOOD LIFE」を掴みたい。

そんなことを思わせてくれる楽曲でありました。

また仲間たちというものの大切さにも気付けたでしょう。

ひとりでできないことでも仲間となら実現できるのです。

若さも同様に必須の条件でしょう。

MIGHTY WARRIORSの「GOOD LIFE」はとにかくまぶしい光を放っているのです。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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