1年半ぶりの新作!
アルバム「嘘と煩悩」から約1年半ぶりのリリース!
まずは復習からしていきましょう!
KREVAの前作といえば、2017年2月1日にリリースされた7枚目のアルバムである「嘘と煩悩」です。
メジャーアーティストのアルバムのタイトルに「嘘」という言葉が入るのはなかなか見ないですが、言葉を大事にしながら活動しているKREVAらしいタイトルになっています。
さらに、タイトルの意味としては「嘘八百+百八の煩悩=908(KREVA)」という意味が込められており、トリッキーで深い意味を持たせているのも実にKREVAらしいです。
タイトルに関しては本人も「シンプルさと昔のトリッキーさを混ぜたタイトルって感じ」と語っており、本人の思惑通り、その世界感をまずはタイトルから伝えることに成功しています。
また、このアルバムはシングル曲が1曲も収録されていないという攻めた収録曲になっており、それだけ思い入れを持ってアルバム制作に臨んだことが想像できます。
1曲1曲がとてもこだわって作られていることがヒシヒシと伝わってきて、リズムを感じるというよりはメロディアスな部分も滲み出ていてまた新しいKREVAを感じることができます。
今回の新作「存在感」は、このリリースから約1年半ぶりのリリースとなりますが、この「嘘と煩悩」はその前のアルバム「SPACE」のリリースから約4年の時を経てのリリースとなりました。
その4年の間にはライブに重点を置いていたり、その分、バンドアレンジにこだわったり、その中で曲を書かなければならず、しかし、曲が書けなかったりしていたそうです。
KREVAをもってしてもアーティストならではの悩みに直面するとは意外ですが、それも人間らしくて愛しく思えてきます。
このようにKREVAはひとつひとつを大事に割りとスローペースなリリースをしています。
しかし、その分、ファンはリリースを待ち焦がれており、リリースする度にスマッシュヒットを出し、セールスは好成績を残しています。
ちなみに、「嘘と煩悩」はオリコンデイリーチャート3位、週間チャート6位という記録を残し、それだけKREVAがファンに求められている存在であることが分かります。
そんなKREVAの「存在感」とは、一体どのようなものなのでしょうか。
「個」に○○?!
ついに「個」に辿り着いた!
多くのファンに求められているKREVA。
日本の音楽業界においては、すでにその地位を確立しており確かな存在感を示しています。
多くのファンを相手にする中で、もちろんその人たちの心に届く活動をしていくのはプロとして当然のことです。
その中でKREVAもできるだけ多くの人に届けようと意識して活動してきたはずです。
しかし、「嘘と煩悩」のリリースを見てみるとそのタイトルを見ても分かるように、自分自身とどんどん向き合っている感じが見て取れます。
その中で、KREVAが見つけたものはきっとどこへ向けて発信していくかということなのではないでしょうか。
近年では、エンターテインメントはどんどんと細分化され、不特定多数を取り込むのは難しい環境になってきています。
そうすると、コンセプトを決めてターゲットを絞っていく作業が必要になってくるのです。
不特定多数から隣の人へ、隣の人から個へ。
どんどんとその輪の直径は狭められていきます。
そして、ついに「存在感」では「個」に辿り着いたと語っています。
これはきっとKREVA自身が本当に届けたいターゲットを見つけたということを表しているのではないでしょうか。
1人1人の心にしっかりと響くもの、そして、その輪をどんどん大きくしていくこと。
これこそが「個」に辿り着いたKREVAの「存在感」だと考えられます。
予告映像&リリース情報を先取り♪
それでは、ここからは予習です。
次に、そんな「存在感」の詳細に迫っていきましょう。
予告映像をチェック!
まずは、「存在感」の予告映像をチェックしてみましょう。
鮮やかな花のショットから始まる映像。
シンプルでいて短い映像ではありますが、白い衣装を身にまとったKREVAが一際、その存在感を放っています。
出演しているのも彼1人。
まさに「個」の境地をシンプルに表現していて、目が非常に惹きつけられる映像に仕上がっています。
リリース情報を先取り♪
続いて、リリース情報です。
まず、リリース日は2018年8月22日。
収録曲は以下の5曲になっています。
1. INTRO
2. 存在感
3. 俺の好きは狭い
4. 健康
5. 百人一瞬
出典: 存在感/KREVA
タイトルにもなっているリード曲の「存在感」を中心に構成され、捨て曲無しの渾身の5曲が詰め込まれています。
2018年6月30日現在、Amazonでの予約はすでに開始しており、各楽曲の紹介を見ることもできます。