【19/『果てのない道』】歌詞の意味を徹底解釈！旅立ちがテーマ？！毎日を頑張る人たちに聞いてほしい！

そして、その道は途方もないくらい先の長い道であることも自覚しているようです。

そんな挑戦によって彼らからは離れていく人もいたのではないでしょうか。

もしかしたらここには326のことも入っているかもしれませんね。

悲しいことを悲しいと歌えているのは、とてもすごいことで強がらずに自分をさらけ出した歌詞に胸を打たれます。

しかし、これまで支えてくれた人を思えば、悲しみに暮れている場合ではありません。

上を目指していくことに迷いも戸惑いもなく突き進んでいくんだという強い気持ちの感じる歌詞になっています。

そして、最後にはプレッシャーも人のぬくもりも全部感じているからこそ、それを自分たちの力に変えていけるのだと力強く歌っています。

人の支えだけでは慢心してしまうかもしれません。

逆にプレッシャーだけだと潰れてしまうかもしれません。

そのどちらも経験しているからの強さを感じる歌詞で締めくくられていきます。

全体的に背中を押してくれる言葉が多く、地元を離れる人や頑張っている人にピッタリの歌詞になっています。

それでは、次に「『果てのない道』」が収録されたアルバムにも触れていきましょう。

この楽曲は、2000年7月26日にリリースされた2枚目のアルバムである「無限大」の1曲目に収録されています。

このアルバムで、彼らは初めてのオリコンチャート1位を獲得し、それが彼らにとって唯一の1位を獲得した作品となりました。

作詞やビジュアル面を担当していた326が抜けたことで、ビジュアル面が一新しており、楽曲としても「すべてへ」以外はメンバー2人で作詞を担当した作品になっています。

そのせいか、これまでのフォーク感が薄れ、どちらかと言えばロックテイストが強くなった印象があります。

その1曲目を「『果てのない道』」は飾っており、アルバムの世界観へ一気に引き込んでいく役割を担っています。

また、「『果てのない道』」は、各ベストアルバムにも収録されています。

まず紹介するのは、2002年4月27日にリリースされたベストアルバム「19 BEST●青」です。

「『果てのない道』」は、このアルバムの7曲目に収録されています。

デビューから解散までの間にリリースされたシングル作品のAB面を網羅するかのように選曲されたアルバムになっており、このアルバムを聴いておけば一通りの彼らが分かる1枚になっています。

解散してから彼らを知った人たちにとっては、まさに入門編のような作品であり、そういった人たちはもちろんのこと、解散を惜しむファンも多く手に取り、オリコンチャート最高順位は3位という好成績を残しました。

また、同時リリースされた「19 BEST●春」。

こちらには、オリジナルアルバムに収録された楽曲たちが収録されています。

そして、さらに2007年2月21日にはその2枚がまとめられた「コンプリートBEST 青&春」も期間限定で発売されました。