【恋の片道切符/FUNKY MONKEY BABYS】〇〇がカバーしたい曲！？歌詞＆PVを解説！

吉本興業を代表する女芸人・山田花子さんの泣き顔が印象的なジャケット。

こちらはFUNKY MONKEY BABYSの2ndシングル「恋の片道切符」のジャケットです。

FUNKY MONKEY BABYS、略してファンモンはCDのジャケットに曲のイメージと合う有名人を起用することで有名でした。

この曲がリリースされたのは2006年4月26日。オリコン週間ランキングは30位。

ベストセラーにはなりませんでしたが、2017年に活動休止を発表したバンド・いきものがかりの水野良樹さんが学園祭でカバーしたい曲の1つとしてこの曲を挙げています。

「恋の片道切符」はシングルCDの他、下記のアルバムに収録されています。

• オリジナルアルバム『ファンキーモンキーベイビーズ』（2006年）
• ベストアルバム『ファンキーモンキーベイビーズBEST』（2010年）
• ベストアルバム『ファンキーモンキーベイビーズLAST BEST』（2013年）
• ベストアルバム『FUNKY MONKEY BABYS 10th Anniversary “COMPLETE BEST”』（2016年）
• ベストアルバム『FUNKY MONKEY BABYS 10th Anniversary Best “LOVE”』（2016年）

2013年にファンモンが解散した後、2016年リリースされたベストアルバム『FUNKY MONKEY BABYS 10th Anniversary “COMPLETE BEST”』にはファンモンの全楽曲81曲が収録されています。

元メンバーの中には騒動があった人もいますが、こちらのベストアルバムにはファンモンの音楽はすたれないと感じさせてくれる力があります。

ファンモンを知りたいと思う人は、ぜひ一度、手に取ってみてくださいね！

「恋の片道切符」は"片想いの恋愛"をテーマにした曲です。＜片道切符＞というのは電車に乗るときに購入する、目的地までの切符のこと。

今はSuicaなどのICカードが普及したので、切符の種類を気にすることが少なくなりました。

しかしICカードが普及する以前は、行って帰ることが決まっている場合、"往復切符"を買うことが多いかったんですよ。

この歌で＜僕＞が＜握りしめた＞のは＜恋の片道切符＞。"この恋に関しては後戻りしない！"という一途な恋心が伝わってきますね。

＜It's like this It's like that＞とは＜こんなこともあるし、あんなこともある＞という意味です。この行は"世の中色々あるけれど、恋は始まった"というニュアンスですね。

さて"片想い"と言う名の列車に乗ってしまったら、人はどんな気持ちを味わうのでしょうか？

＜Sweetな愛＞を妄想したり、メールの返信が無いだけで＜致命傷＞を負った気持ちになったり……。

まさに＜酸いも甘いも＞いろんな経験をしていくことになるのでしょう。そんな経験だって、相手が大好きな＜君＞だからこそできることです。

それに＜臆病な自分＞にムカついてしまったとしても、それは常に＜君＞のことを想っているからこそ。

歌詞の＜24/7＞(twenty-four seven)とは、24時間・1週間の7日間のこと。＜いつも＞という意味で使われる俗語。

＜To be continued… ＞は＜続く＞という意味です。連載漫画や連続アニメ、連続ドラマの最後で見ることの多い言葉ですね。

1つ前に引用した歌詞には、メールが来ないだけで＜モチベーション＞が＜不安定＞になるという歌詞がありましたね。

こちらの歌詞には＜一歩が踏み出せない関係＞に＜情緒不安定＞になってしまうという表現があります。

こういった表現から「恋の片道切符」では、恋に対する"不安な気持ち"がうまく盛り込まれていると感じます。

「恋の片道切符」は作詞・作曲をファンモンが手掛けているので"男の子の恋心を歌っている"と思われがち。

しかし女性である筆者からすると"好き"と"不安"の間でモヤモヤするんだけど"やっぱり好き！"という気持ちは男女共通なのだと感じます。