関ジャニ∞の「365日家族」って?
「365日家族」は2011年に発売された関ジャニ∞にとって18枚目のシングルです。
TBS系ドラマ「生まれる。」の主題歌として採用された1曲ですね。
このドラマは主人公の51歳という超高齢での妊娠、出産を中心としながら、命や家族の愛について考えさせられる、そんな内容。
ちなみに関ジャニ∞の大倉忠義も、主演の田中美佐子の血の繋がりがない息子として出演しているんですよ!
「365日家族」のPVが注目されたのは
「365日家族」のPVではメンバーの安田章大が手話を披露しているんです。
メンバーが手話を披露するのは、歴代の関ジャニ∞のPVでも初めてのこと。
ドラマの主題歌として話題になっただけではなく、安田くんの意外な一面を知れた曲として、ファンの間で高く評価されたのです。
最近では歌唱力だけでなく、自身の描いた絵がテレビで注目されたりなんかもしている彼。
多方面に興味を持ち、積極的に取り組んでいく部分が安田くんの才能なんです!
安田くんは本当に手話ができるの?
ドラマの中やPVで演技として手話を行うアーティスもいますが、安田くんの場合はどうなのでしょうか。
実は安田くんは2010年頃から手話の勉強をして、2011年には手話検定3級を取得しているんです。
手話は演出だけのものではなく、ちゃんと勉強したものだったのですね!
ただPVのために手話を勉強したのではありません。
手話をやりだしたきっかけは「飽くまでも趣味」だったそうな。
やはりこの人、興味の幅がものすごく広いんです。
手話を使うような機会がなければ、普通は手話を習おうなんて思いませんからね。
手話だけじゃない!
ちなみに安田くんは「365日家族」のPV以外でも、手話を披露しています。
24時間テレビに出演した際、聴力障害を持つ子供たちと一緒にパントマイムを行い、その中で手話を使っているんです。
手話の他にも、スキューバダイビングの資格や小型船舶免許1級の資格まで取得していたり。
もはや多趣味とかそういうレベルの話じゃない気がするんですが…。
仮にも売れっ子の芸能人だというのに、スケジュールの合間を縫って多分野に取り組む姿勢には関心させられます。
PVの手話にはどんな意味が?
PVの手話について、メイキング映像で安田くんがこう語っていました。
「手話はあんまりやり過ぎると…。なんかグループで歌ってるのに変な感じになるなって思ったんで」
とのこと。
彼がそう言っているように、実際PVで登場する手話は、歌詞に登場する単語などを所々でちょっとずつ表現したような内容になっています。
グループなのに、自分だけが話題を持って行ってしまうのはいけないという考え方がまさに安田くんらしい。
才能だけではなく、他のメンバーを尊重する気持ちを持っている…めちゃくちゃかっこよくないですか?
こういうメンバー一人一人の気持ちが、関ジャニ∞の結束力を作っているのでしょうね。
気になる歌詞の内容は
それでは肝心の「365日家族」の歌詞の内容を見てみましょう。
特に印象的なこの部分を抜粋してみました。
365日家族
この世でたった ひとつの家族
少しずつだっていいから 積み上げたい
僕が 今此処で 出来ること 全部
一緒に暮らしても 離れてても
愛してるって 一生言えなくても
いつしか 星になる時も ずっと
結ばれてる 毎日が
家族の日
出典: 365日家族/作詞:田中花乃 作曲:谷口尚久
作詞を担当したのはCHEMISTRYや上戸彩の楽曲の歌詞も手掛けている田中花乃。
ドラマの主題歌だったこともあり「家族への感謝」「家族愛」が中心になった歌詞となっています。
一緒に暮らしていると、こういった感謝や愛というのは、照れくさくてなかなか伝えられなかったりするものですよね。
でも長く一緒に暮らしているからでしょうか…言わずとして伝わる瞬間が少なからずあります。
きちんと伝えられるなら、それもまた素敵なことなのですが。
そして一人暮らしをしたり、結婚をしたりなどで家族と離れてしまったとしても、家族じゃなくなるわけじゃありません。
お父さんはいつまでたってもお父さんだし、お母さんはいつまでたってもお母さん。
こう考えると、切っても切れない家族という縁が、一層特別なものに思えてきませんか?