Bad Medicineとは

世界的ロックバンド

Bon Jovi【Bad Medicine】歌詞を和訳して意味を徹底解説!本当は何を求めているの?の画像

Bad Medicineとは世界的ロックバンドであるボンジョビが、1988年9月に発売したシングル曲です。

アルバムNew Jerseyの先行シングルとして発売されました。

当時多くの国でトップ10入りを果たすなど圧倒的な支持を得た伝説的な名曲です。

恋する気持ちを「恋の病」として情熱的に歌った本曲は、32年前の曲ですが、いまだに根強い人気があります。

かっこいいMV

本曲はかっこいいミュージックビデオにも注目です。

ライブ会場に並んでいるところから始まる本ビデオは、ロック全盛期の当時のライブが疑似体験できます。

今ではすっかり渋いおじさまのボンジョビですが、若いころの彼らのかっこよさにも目を奪われます。

早速、歌詞の解説をしていきましょう。

君の愛が欲しい

悪い薬

Your love is like bad medicine
Bad medicine is what I need, whoa
Shake it up just like bad medicine
There ain't no doctor that can cure my disease

出典: 曲名/作詞:Richard Sambora,Desmond Child,Jon Bon Jovi 作曲:Richard Sambora,Desmond Child,Jon Bon Jovi

“君の愛は悪い薬のようさ

悪い薬、それは俺が本当に欲しいもの

急ぎなよ

俺の病気を治せる医者なんて

どこにもいやしないんだから”

歌いだしから「君の愛は悪い薬」「悪い薬こそ俺が本当にほしいもの」と始まります。

つまり「君の愛が欲しい」という意味です。

自分の欲しいものをまず初めにストレートに告げるのが、ボンジョビの男らしさの表れでしょう。

「俺の病気を治せる医者なんていない」という表現から彼が恋の病にかかっていることがわかります。

『自分の病を治すには、君の愛という悪い薬が必要なんだ』と言っているのです。

ボンジョビらしい危険で激しい恋の告白に、思いを告げられた女性はどきどきしてしまいそうです。

不治の病

I ain't got a fever, got a permanent disease
And it'll take more than a doctor to prescribe a remedy
I got lots of money but it isn't what I need

出典: 曲名/作詞:Richard Sambora,Desmond Child,Jon Bon Jovi 作曲:Richard Sambora,Desmond Child,Jon Bon Jovi

“熱なんかじゃない、不治の病さ

医者が処方したって無駄なんだ

お金はたくさんあるけど、俺が欲しいものはそんなんじゃない”

ここからは、いかに彼が彼女に心酔しているかを歌います。

「不治の病」という歌詞からは、彼が彼女に永遠の愛を捧げていることが読み取れます。

「お金じゃない」という歌詞は、お金では買えない本当の愛を求めていると伝えてくれています。

彼は永遠に続く、お金では測れない本物の愛を求めているのです。

注射を打って

Gonna take more than a shot to get this poison out of me
And I got all the symptoms count 'em one, two, three

出典: 曲名/作詞:Richard Sambora,Desmond Child,Jon Bon Jovi 作曲:Richard Sambora,Desmond Child,Jon Bon Jovi

“この毒を体から出すために、もっと注射を打ってほしい

こんなに症状が出てしまっている

数えようか1,2,3”

ここでも彼の彼女への思いのたけが歌われます。

しかし少し病的な表現になってきます。

「注射を打ってほしい」と頼みますが、ここでの注射は麻薬をうつための注射です。

彼女への愛の禁断症状で麻薬をうたなければならない程になってきているのです。

そして「こんなに症状が出てしまっている」と3つの症状を訴えます。

では、彼が麻薬注射を打たなければならないほどの禁断症状とはいったいどのようなものなのでしょうか。