EXILE「LAST CHRISTMAS」を歌詞解釈！失恋カバーソングの世界観は甘くて苦くてダンディ

予期しない事故や自然災害、突然の病などこの世は不条理なことばかりです。

今まで一生懸命真面目に生きてきた人がある日突然亡くなってしまう。

この世は、神も仏もないのかとさえ思うことでしょう。

それが愛する人ならば尚更です。なぜあの人が、と思うでしょう。

悲しみに打ちひしがれて立ち直ることさえできないことでしょう。

でも人の心には、永遠にその人への想いは残っていくのです。

人を愛する心があるから人は生きていけるのです。

このカバー曲が出された当初は、やはり原曲との違いが賛否両論を呼びました。

あまりにも原曲と違いすぎる。原曲の本当の意味はこういうのじゃない。

作詞家は原曲の意味を理解していない、などなど。

でもそうしたことも踏まえ理解した上で、この歌詞にしているのです。

愛するものをテーマにしながら、もっと拡大解釈できる「愛」そのものです。

このカバー曲は、EXILEがすべての人に捧げるクリスマスプレゼント。

この曲で、それぞれのクリスマスを過ごしてほしいという願いが込められています。

それは愛するものを想う気持ち、これだけはずっと永遠に続くものだからです。

この歌には「愛することの大切さ」というメッセージが込められているのです。

ぜひ、クリスマスにこのEXILEの「LAST CHRISTMAS」を聴いてみてください。

そして人を愛することをそれぞれに噛みしめてください。

2016年の年の瀬、街中でこのEXILEの「LAST CHRISTMAS」が流れていました。

その時、電光掲示板に速報が流されます。

George Michaelの突然の訃報。

奇しくも12月25日、クリスマスの日のことでした。

最後の歌詞が重なり合い、人々の心に永遠に残ることでしょう。 

EXILEの「LAST CHRISTMAS」以外、しっとりとしたEXILEバラード集があります。

「EXILE BALLAD BEST」のバラードの数々は、寒い冬の季節にぴったりです。

ぜひ、「LAST CHRISTMAS」と合わせて暖かい部屋の中で聴いてみてください。

アルバムの詳しい内容は、下記サイトを参考に!