ネクライトーキー【北上のススメ】歌詞の意味を徹底解釈！なぜ北を目指すの？街の先に求めるものを読み解く

世の中にはポジティブなことも、ネガティブなことも溢れています。

心が落ちこむこともありますが、もっささんは北上というメッセージを歌い続けます。

今いる場所から、とにかくどこかへ動く。

それは沈んだ気持ちを切り替える、シンプルな方法の1つかもしれません。

行動を始める場所は、どこでも良いのです。

誰にでも最寄り駅があります。

手軽に行ける場所をスタート地点にして、夢見た場所を目指す。

あるいは世間の批判に付き合うことをやめて、自分の夢や目標だけを見つめ続けよう。

そんなメッセージも込められているかもしれません。

日々の暮らしの中で、ネガティブを避けるのは困難です。

心が落ちこむことすべてを捨ててしまえたら、どんなに楽でしょうか。

しかしもっささんは、すべてを持ったままでいます。

捨ててしまうことは、その出来事を否定することに繋がります。

否定した直後は楽かもしれませんが、顔を背けたことはあとあとまで心に残るものです。

「捨てた」という事実が心に引っかかっているので、完全に忘れ去ることはできません。

人は心が疲れると、ネガティブに引きずられやすくなります。

過去の悲しかった出来事を思い出してしまったり、物事を悪くとらえたりしてしまいがちです。

もっささんにも、気にかかることがあったのでしょうか。

ネガティブな感情を心に抱え込み、ふとした時に蘇ってくることが窺えます。

しかし、ネガティブに引きずられて涙を流すことはありません。

もっささんには、悲しみをポジティブに変える方法があるからです。

その対処法こそが、北上そのものです。

土地を変えれば、気分が変わります。

それまで溜めこんだネガティブな思い出を、土地に置いていくこともできます。

それは過去を否定することではなく、気持ちを切り替えて再スタートすることなのです。

さらに、ネクライトーキーにとっての「北上」は、夢の一種でもあります。

否定をやめて、気持ちを切り替えること。

ネガティブを見つめないで、夢に向かって頑張る気持ち。

「北上」には、心を支える特別な意味も込められているかもしれません。

夢を叶えるまでの努力は、ときとして非常に地味で「つまらない」ものに思えることもあります。

けれど、退屈だからといってやめることはしません。

歌い続けることこそが、夢への近道になるからです。

バンド活動を続けていれば、夢見ていた「北上」が現実になる。

彼らの目指す夢は揺るぎなく続くのです。

ネクライトーキーの魅力の1つと言えば、クセになるサウンド。

2020年にメジャーデビューした彼らには、すでに定番曲がいくつもあります。

もちろん、これからさらに増えていくでしょう。

今回は、そのいくつかをピックアップしました。

すでにネクライトーキーが大好きだ！という人にも、まだ知ったばかりという人にもおすすめです。